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2005年11月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ちょいと切ない物語とコラムを読んで、
また、子どもの頃のことを思い出しています。

solyaは母ひとり子ひとりの環境で育ちました。
母は、古い旅館の末娘として育ちました。
故あって、旅館は継がず、solyaを育てるために独立して店を開きました。
田舎町にあっては、なかなかに洒落た店で、
お客様の中にはボニージャックスだとか、東映の役者さんだとか、
倉吉で公演した有名人も幾人様かいらしたような・・。

しかし、女主人と侮って、
理不尽を仕掛けたり、我侭を通そうとするお客様もいました。
そんな時、solyaは、腕に覚えの竹光を携えて、
たたっ切ってやろうとしたものです。

ある時にはこんな事もありました。
草木も眠る丑三つ刻。
ふと目覚めると、枕元で、母がじっとsolyaの顔を見ながら涙ぐんでいる。
すわ、また理不尽の輩かと、
件の竹光をつかんで起きかかるのを、
泣き笑いで止めた母。。

マザコンと笑わば笑えなのです。
やはり、
親を慕わぬ子はなく、
子を思わぬ親はいないのです。

今年は母も七十六。
来年は喜寿。

百歳になったら、琴のワンマンショーを開くのだそうです。





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Last updated  2005年11月02日 10時15分26秒
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