季節はずれの嵐山
このあいだ平日の嵐山へ行ってきました。今回は神社めぐりではなく、観光に行ってみたいという人を案内しながら…船頭さんが竹竿であやつる小さな舟で大堰川から保津川の手前まで、人力車、みやげ店街…季節はずれの平日なのであんまり観光客はいませんでした。 神社めぐりの心持ちで来るのと、どこか勝手がちがう…。神社めぐりの時はバスを乗り換えて愛宕山の愛宕神社へとか、JRで亀岡の出雲大神宮へとか、気が張ってましたけど、ここをこんなにのんびり歩くのは初めてかな。やっぱり渡月橋のあたりの川の流れと嵐山の山並は気持ちのいい景色です。川の中ほどにはかわいいカルガモやユリカモメ?…渡月橋から天龍寺方向へすぐの「稲」という店。まっ茶パフェが意外とおいしかったです。雨がぱらついたり、めまぐるしく変わった空。見上げると、嵐山の向こうに沈んだ太陽から、放射状のきれいな光のすじが雲の隙間から大空へ。たぶんこの景色は古代もこの通りだったんだろうなと、ホッとした気持ちで眺めてました。