2024/06/24(月)02:07
<ブックレビュー>イマジン?(その2・罪に罰)
お次は、「罪に罰」という映画の撮影現場でのお話です。
この映画には、ドストエフスキーの「罪と罰」という作品について語るところがあります。
主人公の女子高生が、この「罪と罰」を読むわけですが、その理由というのが、
分厚いから
なのです。
かなり斬新な理由であるわけですが、実のところ、私も、そうした理由で読むことになったことがあります。
それが、京極夏彦の物語です。
本屋でその作品の文庫本を見た時にゃあ、激しい衝撃を受けましたよ。
圧倒的なブ厚さ!
見た目がブロックというかレンガのごときで、手にするとシックリとするのです。
ひと目見て即座に買った・・・のはいいのですが、あまりの物語の長さにストーリーを把握することができませんでした。
・・・ということで、後ほど、その物語に再チャレンジすることにしておりますので、我ながら戦々恐々としているところであったりします。
その3に続きます。
有川ひろ著「イマジン?」幻冬舎刊 2020年