第2回 Rainを描こう。道具編
雨の日でも描けるのが油絵。描き直しが出来るのも油絵。水彩と反対で濃い色から塗っていくことで、明るい色にも重なり部分に深みが出ます。タブーはありません。手で描く人もいますし、絵の具に色々練り混んで描く人もいます。絵画展でぱっとみは油絵に見える(宗教画とかに多い)テンペラ画法なんて卵の黄身を使ってます。驚きですね。カビ?保存がわるけりゃ生えるでしょうね(笑)■描き始める前に油絵の道具紹介(初心者用)1)キャンバス(10号で1,000円位かな)木の枠に麻布を張り、下地が塗られた物。すでに張ってある物が売ってますが自分で張ることも出来ます。特殊なペンチが必要なので初めは買った物を。小さすぎるのは意外に難しいので、F8・F10サイズが使いやすいでしょう。数字が大きいほどサイズが大きくなります。サイズはFの他にP、Mがあり、細目、中目、荒目がある。今回は中目のF12使用。Fは人物用らしいですが、どんな時も私はたいていF。2)筆(@200円位~)油用のものは固い豚毛が代表的です。はじめは合成の安価なもので親指と小指位の太さの物で平たい物を用意。横に使えば広く、縦にすれば細い線も描けるので、2本でも十分かけます。数があれば色を変えるときに洗わなくて済むので、余裕があれば6~10本くらいあるといいです。なければ水彩のも使えないことはない。使用後は油を拭き取り固形石鹸で洗いましょう。放置し固まると毛が抜けダメになります。面倒ならクリーナーオイルにつけて放置(爆)3)油絵の具(12色セット3,000円位)これは代用品がない!これは買ってください。初めは12色パックでいいと思います。なにかプラスするときは混ぜて作れなそうな絵の具を追加してください。セット絵の具は発色が悪いので、余裕があれば赤、黄、青、白は発色の良いものを追加。白は個人的にはシルバーホワイトが好き。青と混ぜると凄く綺麗です。4)オイル(400円位~)油絵の具は水でなく油で溶きます。初めは調合油やペンティングオイルと書かれたものが便利。描き始めにテレピンやペトロールと書かれたものを混ぜてると乾きが早くなり、作業が楽になります。通常は乾性(ポピー、リンシード等)、揮発性(薄め液でテレピン、ペトロール等)を混ぜて使います。分量により光沢や、乾きの早さなど調節できるので、初めは乾性の高い物を多めに使い、最後の方にはポピーとかを多めにし、光沢や強度を高めます。油壺という溶き液を入れる壺がありますが、空き瓶でOK。私は小皿が便利だと思いますが…部屋中臭います(笑)5)パレット木製、プラスチック製、紙製があります。木製が使いやすいですが、紙製は掃除しないですむので愛用しています。ツルツルした雑誌の表紙でも代用可能。放置するときはラップをかけておくと乾燥から少しは防げます。※面白いのがありました「巨匠達のパレット配置」6)あると便利な物●ペンティングナイフ絵の具を混ぜたり、掃除するときに使えます。100円ショップに売っているケーキ用クリームを塗るナイフでもいいです。●イーゼル最初に購入するときは折りたたみ式のイーゼルがお勧め。大きい物を描き始めたら木の方が重くて使い勝手がよい。下の写真に写っているのは軽いアルミ製の折り畳みイーゼル。こんな感じにして描きます。あ、こんなに汚くしなくても良いのよ(爆)私のクロークがアトリエに変身。もともとピのポスターとかDVDとか置いてあるピのお部屋で、ますます素敵な雨部屋になりました(笑)スケッチの練習は引き続きしてますので、次回は描き始められるかな?■Rain(ピ)のペプシのCM今朝のフジTV「めざましテレビ」でアギーラ(セクシー系の女性)のペプシCMが紹介されてました。彼女は3年くらい日本に住んでたそうです。ピの時もCMを是非とも紹介して欲しいです。ポスターであれですからね、動いてたら…ぶふぉっ!鼻血でますね、きっと。エロ格好いい(幸田風に)CMかな?楽しみです♪残念ながら日本では放送されませんの(T-T)■Rain(ピ)ファンミーティングのTV放送(参加レポ)書き忘れてましたが、7/24(月)23:20-KNTVにて放送されます。見たいなぁ。見れないよぉ。しくしく