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テーマ:暮らしを楽しむ(384194)
カテゴリ:日記
お餅は年神様に捧げる、お正月には欠かせない神聖な食べ物 今年も残すところあと4日。年の瀬も押し迫り、大掃除やおせち料理の準備など、新しい年を迎える支度で、多忙をきわめる人も多いことでしょう。 ところで、お正月といえば鏡餅やお雑煮など、一年でも最もお餅を食べる機会が増える時期ではないでしょうか。 お餅は古くから神様に捧げる神聖な食べ物でしたが、かつてはお年玉もお餅だったというくらい、お正月とは切っても切れないものでした。そこで今回は、お正月のお餅にまつわるあれこれをご紹介します。 お正月にお餅を食べるようになったのはいつから? 「歯固め」にはかたい物を食べて健康と長寿を願う意味も? お正月にお餅を食べるようになったのは、平安時代のころから。 宮中で行われた「歯固めの儀」という行事でお餅を食べたといわれています。一年の始まりの日にかたい物を食べることで、歯の根をしっかりと固めて健康と長寿を願うことから、大根や押し鮎、鹿の肉なども食べられていたようです。 ここでいう「歯」には「齢(よわい)」という意味もあるそうですが、確かに、まだ歯の生えそろわない赤ちゃんが口にくわえて遊ぶのも「歯固め」といわれますし、また年齢が高くなると、歯の状態が健康にも大きく影響してきます。 お餅をついてはいけない日がある? 年末にはお餅をついてはいけない日が…… お正月用のお餅は、年末について準備します。 昔はそれぞれの家庭で用意するのが一般的でしたが、都市部などでは、餅つきを代行してくれるサービスもあったそうです。餅つきの道具を一式もって家々をまわり、注文があるとその家の前でお餅をついてくれました。 ところで、年末にはお餅をついてはいけない日があります。 12月29日につく餅は「クニチモチ」、または「クンチモチ」といって、「苦に通じる」といわれています。 また、大晦日(おおみそか)、31日につくことは「一夜飾り」「一夜餅」といわれて、この2日はお餅をつくものではないと考えられていました。 しかし地域によっては「29」を「フク」と読んで、かえって「縁起がいい」といわれることもあるようですが、今年は後半になってから、衛生上の問題から「餅つきを廃止」する……といったニュースが全国を駆けめぐりましたね。 「伝統」か、「「衛生」か……。議論の分かれるところですが、みなさんの周囲ではどのような判断が取られたでしょうか。 鏡餅はどうして「鏡」? 年神の依代ともいわれる鏡餅 大きな鏡餅は年神様にお供えするお餅で、古くは「餅鏡」といわれていました。 鏡餅という呼び名の由来については諸説あります。 丸い形が昔の鏡に似ているから。また自分を映して鑑(かんが)みることから、鏡餅となったという説もあります。 鏡は古くから、神様が宿る依代(よりしろ)といわれていて、鏡餅はただのお供えという意味だけでなく、鏡餅そのものが年神様のご神体という考え方もあるようです。 そのほか、独特の丸い形にも、「人の心」や「心臓の形」、「円満」を意味している、「(二段になった餅が)太陽と月」を表しているなど、さまざまな「いわれ」があります。 関東の切り餅、関西の丸餅 関東では四角い切り餅が一般的 神様にお供えする鏡餅を作ってから、人が食べるための餅を作ります。 東日本では、のし餅といって、お餅を板状に薄くのばした(のした)ものが一般的です。 平らに伸ばしたお餅が、包丁で切りやすいようにある程度固まってから、食べやすい大きさに切りました。 一方、西日本では、お餅を食べやすい大きさに丸めた丸餅が多いようです。 このほか、餡を入れて丸めたり、雑穀を混ぜたり、大豆や海苔、みそなどを加えるなど、お正月用のお餅にも、それぞれの地域によっていろいろな種類があります。 お年玉もお餅だった? お年玉もかつてはお餅だった お正月といえば、子どもたちが楽しみに待ち望んでいるのがお年玉ではないでしょうか。 でも、昔はこのお年玉もお金ではなく、お餅でした。年長者、家長など目上の人が、神様にお供えした縁起物のお餅を分け与えていました。 お年玉という呼称の由来をみると、「たま」には魂という意味があり、年神様へのお供え物が下げられたものということから「としだま」としたという説があります。神様にお供えしたものには霊力が宿るとされていて、それを食べることで神様の力を体内に取り込んで、新しい年を迎えるという意味合いです。 また、「年の賜物(たまもの)」ということから「としだま」というようになったという説もあります。 ── 稲作をして生活してきた日本人にとって、お餅は特別な日に食べる縁起のよい食材としてだけでなく、日々の暮らしの中でもお餅を使ったレシピはたくさんあります。 最近ではその栄養価が高さも評価されるなど、特別な食べ物ですね。 https://www.wowapp.com/w/kaoru.ikeda/Kaoru-Ikeda http://plaza.rakuten.co.jp/kaoruikeda/diary/ http://moppy.jp/top.php?tJSJe177 http://kaoruikeda.blog.shinobi.jp/ http://blog.livedoor.jp/kaoru72/ https://note.mu/19721023/ http://utsukebron.seesaa.net/?1481845285 kaoruikeda.hatenablog.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.28 21:52:24
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