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2005年01月31日
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カテゴリ:戦争映画
2002 中国 監督:ソン・イエミン
出演:ホウ・ヨン、ムー・リーシンほか  
93分 カラー 

 題名からしてなにやらインチキくさいのだが、DVDパッケージの解説を見てもっとびっくり。「南米アマゾンのジャングルに実在した国際兵員養成機関 世界各地から集められた精鋭の中に2人の中国人兵士がいた・・・封印された衝撃の実話を描く」 まじっすか?映像中も「国連」という文字が出てきますが、特殊部隊訓練組織のようです。そこに中国軍兵士ですか。んー、俄に信じがたいのですが、まあそういう組織とそういう事があったとしましょう。次に、「ベネズエラを本拠地とする麻薬カルテルとの間で武力衝突が勃発。兵士たちは、実戦訓練として戦闘に参加することになる。」んだそうです。をいをい、国連からの要請だそうですが、そんな勝手に戦っていいんでしょうか。まあ、ともかくどう考えても、事実をもとに相当誇張誇大化しているとしか思えませんね。誰か、この国際兵員養成機関の実態を教えてください。
 本作品の制作には中国人民軍が総力を挙げてとなっていますが、主人公の中国人2名以外は皆白人か黒人なんですけど。もちろん敵側の麻薬組織も白人です。登場する武器操作や顔の見えない兵士がそうなんでしょうかねえ。中国人二人は世界各国の兵士に混じっても群を抜いた成績で大活躍するわけですが、ストーリーは中国人マンセーな展開オンリー。白人どもが中国人を次第に尊敬の目で見つめていくわけです。アクションはそこそこ激しいですが、はっきり言って3流の「ランボー」と言った感じです。「実話」の割にはリアリティはゼロです。しかも、捕虜になった中国人兵士が麻薬組織に「おまえは日本人か」と聞かれて「日本人?ぺっ!」と唾を吐くシーンはここまで反日思想を突っ込むかとかなり不快な気分にさせられます。また、ストーリーとは全く無関係に中国体制50周年を養成機関がパーティを開いてお祝いするのだが、人民軍の軍事パレード風景のビデオを見て、白人らが「素晴らしい!。感動だ!」などと賞賛の嵐なのは余りに滑稽だ。
 登場する兵器としては、国際兵員養成機関の所有するヘリがミルMi-26ヘイロー似のものです。若干姿が異なるので、ライセンス生産ものなのでしょうか。このほか、ジープ、高機動車が登場しますが中国軍のものでしょう。
 なお、とっても気になる国際兵員養成機関ですが、映像中に集められた兵士の出身国旗が登場しますが、アメリカとカナダ国旗以外は超マイナーなものばかり。一部色遣いが異なっていますが、デザインから類推できるものには、中米の「アンティグア・バーブーダ」「セントビンセント及びグレナディーン諸島」「アルゼンチン、ニカラグアもしくはホンジェラス系」「ブルキナフィソ系」などです。どこが世界各国なのでしょうか。アメリカが発展途上国の軍を教育する機関と言ったところが実態なのではないでしょうか。
 ここまで摩訶不思議な映画はそうそうないので、逆に見ると面白いかもしれません。白人も黒人も美人白人軍医も皆中国語を話しているのも笑えます。

 

(以下ネタバレ注意)
  1999年、南米にある国際兵員養成機関(ハンタースクール)に中国人民軍兵士、ワン・ホイ中尉とフー・シャオロン少尉が入学する。特殊任務を訓練するための機関で学校長は米軍?のルース大将。ここに中国人が入るのは初めてのことであり、他の隊員、教官共に奇異の目で見る。他はアメリカ、カナダそして超マイナー国の白人、黒人ら約20名ほど。
 初日から厳しい実弾訓練が始まる。負傷等により48時間訓練に参加できない者は脱落者として鐘を鳴らして去るしかない。皆、母国の名誉をかけて訓練に耐えていく。中国軍兵士の二人は常に優秀な成績を収めるが、シャオロン少尉の軍靴が大きすぎて遅れを取ることもあった。武闘ではカンフー使いの中国軍兵士が滅法強く、次第に周囲の白人らは中国人を認めるようになってくる。
 そんな中、何故かこの養成機関と対立するベネズエラの麻薬王に対し、国連からの要請で実戦訓練と称して麻薬組織討伐を行う。ヘリから降下した訓練生らは「全ては自分の判断で」という訳の分からぬ作戦指示の元に掃討に向かう。ワン・ホイは足を負傷して病院に送られる。しかし、48時間の離脱で帰国になってしまうため、ワン・ホイは病院を強引に退院して訓練に戻るのだった。
 
 その頃、麻薬王は不意の攻撃に怒り、養成機関の校長の妻を殺害して宣戦布告していた。訓練生らは麻薬組織を急襲する。しかし、そこに敵が待ち伏せしており、あえなくワン・ホイらは捕虜となってしまう。「ランボー」ばりの水中檻に収容されての拷問に耐え、ワン・ホイがカンフーで逆襲をかけようとしたその時、実はこれも訓練の一環であったことが判明する。
 ところが、その時本物の麻薬組織は、校長の娘である軍医を人質に、ワン・ホイらの訓練施設を襲撃。ワン・ホイは軍医を乗せて飛び去る麻薬組織のヘリに飛びついて行く。洋上の麻薬王の船に潜入したワン・ホイは娘を助け出し、、無事脱出を図る。
 いよいよ卒業式。最期に残った国旗はカナダ、中国、セントビンセントの3国だった。そして、最優秀兵士にワン・ホイが選ばれた。

興奮度★★
沈痛度★
爽快度★
感涙度★


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最終更新日  2005年01月31日 11時28分53秒
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