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テーマ:ニュース(100072)
カテゴリ:教育時事
「太りすぎて作業着が着られなくなった」--米会社員のズル休みが増加(CNET-JAPAN)
いまや、社員が欠勤する際に会社に入れる連絡も、「飼い犬に宿題を食べられた」という学生の言い訳も、レベルはたいして変わらないようだ。 米国では、会社員のズル休みがこれまでになく増えているようだ。求人情報サイトのCareerBuilder.comが行った調査では、米国の会社員の 43%が、ここ1年の間に少なくとも1回は仮病を使って仕事を休んだ経験があると回答している。CareerBuilder.comは米国時間4日に調査結果を発表し、この数値が、35%という2004年の調査結果を上回ることを明らかにした。 調査結果からは、多くの会社員が休暇をとる理由(体調が悪いのか、それともレジャーに出かけるのか、など)をさほど意識しなくなっていることが読み取れる。調査では、全回答者の3分の1以上が、どちらも同じ休暇であると認識していることが判明した。なお、調査は8月に2450人を対象として実施された。(以下略 CNET-JAPAN) 今日はあんまり書く事がないので、ちょっと目についた記事から。 サラリーマンならたいてい年次休暇という制度があって、年間一定数は休暇を取る権利を持っていますね。その休暇を取る理由に「仮病」を使うということらしいですが、私なんて日常茶飯事だったりして(笑)。権利である休暇を行使するのに理由なんて必要なのか!・・・などと言ってみたいのですが、実際にはなかなかそうは行かないのが現実です。 個人的には、日本人は働き過ぎだし、真面目すぎると思っています。他人が休むのに目くじらを立てるなど人格上問題があるとさえ思います。この背景には「俺が働いているんだからおまえも・・・」という無意味な平等観念と、「物理的に問題がなければ(体調)働くのが当たり前」という勤勉さから来る脅迫観念にあります。これらは日本人の特性でもあり、欠点でもあるのですが。 ただ、休暇を取る事から生まれる新価値も注目すべきだろうと思っています。文化などは余剰価値から生まれる所産ですし、精神的余裕がなければその発展も期待できません。また、余暇から生まれる副産物にレジャー産業、娯楽産業があります。休暇を促進することで、経済的にも良い結果が生まれる可能性も大きいでしょう。 多くの会社では、建前上、休暇に理由は必要ないことになっているはずです。しかし、実態は正当な理由がなければ休めないようです。確かに管理職からすれば、一人の欠員で業務ができなくなるケースもあり、休暇もコントロールしたいのもわかります。休暇どころか、倒れる事すらできないなどという笑い話にもならない話も聞きます。 加えて、上記記事では「しかし、こうしたジョークがいつまでも上司に通用すると考えるのは間違っている。マネージャ層の23%が、正当な理由なく欠勤した社員を解雇したと回答している。」んだそうで、能力主義アメリカはとっても怖いですねえ。 まあ、そういうわけで(どういうわけだ)、休暇ぐらいとれる体制を作らなければ、日本の文化は廃れていくぞという危機感を表示しながら、今日もまたわたしは仮病の理由を考えるのであった・・・(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月06日 09時48分05秒
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