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カテゴリ:香りの世界
ここでは香木の最高峰「伽羅」を紹介して来た。その香りには、滅多に触れることはない。前にも書いたが、とは言え、香りの種類は多彩だ。あの織田信長、足利義政などが切り取った国宝東大寺の蘭奢待(らんじゃたい)も伽羅だ。 そんなことで、売りに出されると高いが直ぐに売れて無くなってしまうとも書いた。ところが、滅多に出ない、手頃価格の伽羅が売りに出されていたので急遽紹介しよう。
0.18グラムと言えば、ごく僅かだ。ええっ、そんなちっとと言うだろうが、1グラムで1万円以上はするのだから、この価格では、こんなところがせいぜいだ。
と危惧されるくらいのものだ。これらは近頃、売りに出されている新伽羅ではない。貴重品だと思う。因みに新伽羅とは、当然のことながら伽羅ではない。沈香で伽羅に限りなく近いものと考えた方が良いだろう。 最高峰の幽玄な香りがほんの僅かだが、楽しめるなんて、もう最高!
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最終更新日
2010年11月17日 16時56分39秒
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