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2010年11月17日
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カテゴリ:原油価格高騰

 午後8時半過ぎに価格情報を覗いたら、原油価格が更に低下していた。アジア株式市場は日経平均を除き、軒並み下落で勢いが無かったが、ヨーロッパに入って、様相は一変した。

 ロンドン、パリ、フランクフルトと皆元気が良い。ドルも対ユーロで低下傾向だ。それにしては、原油価格は落ち着いている。NYMEX/WTIは、59セント安のバレル当り81.75ドルまで低下した。

 原油価格は、それでも、まだ80ドルを超えているのだから、まだまだ高いと言える。他方、ニューヨーク金は、中心限月の12月渡しが1333.9ドルまでと低下した。

 さて、これからアメリカでは政府の石油週報が発表になる。民間の石油週報と一緒ならば、投機筋は、きっと強気要因としてアピールすることになるだろう。

 民間の石油週報は、力無くだが、当初は、原油価格を引き上げた。今はその力は無い。じっと、政府の発表を待っているところなのだろう。

 競合燃料の天然ガス価格は上昇していたが、未だ100万BTU当り4ドルには届いていなかった。ということは、石油換算でバレル当り23ドル強だ。やはり、暖房油の需要が伸びる余地はない。

 日本時間、今日の午後11時30分にはアメリカ政府の石油週報が出る。さて、どうなっていることやら。

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最終更新日  2010年11月17日 21時05分10秒
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