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ある晩、寝ているときに突然おなかの中から
話しかけられたような気がした。 ぼく、でてきたいの・・ ただ一度だけ、ひと言だけ。 夢だったのか、空耳だったのか。 その声をきいたときは、ぴょんたはきっとまだたまごだった。 ぴょんたは、うまれてきたかったのだ。 わたしは、絶対に、ぴょんたを無事にこの世に 送り出してあげなければいけないと思った。 そして、ぴょんたはほんとうに男の子で、今、 自分でやってきたいと思ったこの世の中を きらきら光る目でみつめている。 わたしはたまに尋ねてみる。 おまえは、何がみたくて、 何がしたくってうまれてきたの? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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