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北海道は、「ブラキストン線」という津軽海峡を通る動物相の分布境界線で遮られており、大きめのところから言えば、ツキノワグマ、イノシシ、ニホンカモシカ、ニホンザルなんかがいなくて、そのかわりにヒグマや、エゾシカがいたりする。その「ブラキストン線」とは、ちょっと別なのだが、魚類や爬虫類や昆虫類もまた、本州と同じではない。有名なところでは、クワガタはいるのだがカブトムシがいない。今では、函館あたりで繁殖しているらしいが、ゴキブリもいなかった。小学生の頃、夏休みに秋田に来て、生のカブトムシを見つけて、大感激したのを思い出す。また、大学の時、相模原のボロアパートで巨大なゴキブリに遭遇し、恐怖すら感じたのも、今では懐かしい。ホタルを初めて見たのも、秋田の旧比内町独鈷の父の実家だった。なんとも信じられぬ不思議な光に驚いたのだったが、そこらじゅうの田んぼに、いくらでも飛んでいて、蚊帳の中に放して寝たのを思い出す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.16 21:05:15
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