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カテゴリ:平和
梅原 猛 「潮」07・9月号
靖国神社は国家崇拝の宗教だった1 だから私は、田中角栄や竹下登という、日中友好に尽くした自民党の政治家を高く評価したい。たしかに利権政治という面はあるが、日中の神前関係を樹立したという点では彼らの功績は評価すべきであろう。 同時に日中友好という点から言って、創価学会、なかんずく池田大作名誉会長の功績は大きい。私自身も日中親善に尽くしたということで北京大学から名誉教授の称号を与えられたが、それより随分前に池田名誉会長も名誉教授の称号を受けられていた。それは当然のことであり、日中友好に尽力した創価学会、また公明党の路線というものはこれからも維持していってほしいと願う。 先日、温家宝首相が来日された際にも、池田名誉会長と会われたと聞いている。温家宝首相の心情としては、せっかく長年かけて築いてきた日中の友好関係が、小泉前首相の靖国神社参拝などによってとぎれてしまうことを非常に心配していたのだと思う。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2019 07:53:48 AM
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