2019/05/03(金)15:32
先生の育成がどれほど人間の生き方に影響を及ぼしたかを物語るエピソード
3.そして決定的だったのが、入学して1年が過ぎようとした時、昭和51年1月に、先生が学園に来られて、カルタ大会が開かれました。
彼女も頑張って、百人一首をどんどん取っていく。その時に、隣にいたのが池田先生です。「すごいね!早いね!」と言いながら、たばこの袋を出して、「今、私はたばこを吸えないんだ。吸いたいけれど吸えないのだよ。
奥さんにも吸えない様に祈られているんだ」こう言うのです。
彼女は信心していないものだから、それを聞いて、「へえー、信心って凄いんだ。たばこを吸えなくする力があるんだ」と、こう思って感動したそうです。
(つづく)