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カテゴリ:心理学
鎌田 實 夢がない、やりたいことがないという人は、小さな感動を繰り返す訓練をしたほうがいい。感動は心の満足につながります。
何でもいいんです。音楽でも読書でもいい。美しい景色を見たり、おいしい料理を食べることでもいい。
評判のラーメン店に足を運んで、なぜこんなにおいしいのか想像してみる。どんな努力と工夫を重ねてきたのか考えてみる。すると、ラーメン一杯、味付け玉子一個でも感動できるわけです。
何かを食べるのなら一人じゃないほうがいい。一個の大福を一人で隠れて食べるより、半分にして二人で食べるほうがいい。大福は半分だけど感動は倍になるはずです。
おすすめは旅行ですね。心を動かすには体を動かしたほうがいい。部屋に閉じこもっているほうが楽だろうけれど、思い切って外に出てみる。知らない土地に行き、知らない人に出会う。そこにはきっと感動される体験があるはずです。
心を動かす訓練は時々やっておかないと、だんだん面倒で億劫になるんですね。訓練して、小さな感動を繰り返し、感動の仕掛けを知っておく。そうすれば、ちょっとしたことにも感動できるようになります。
困難な状況にあって、自分は不幸だと嘆いている人の近くには、じつは感動が一杯あるんです。うまくいっている人はすでに天井に近いわけだから、感動することは少ないんですよ。落ち込んでいる人は、あとは上がるだけ。ちょっと努力すれば天井知らずで、そこには感動がいっぱい待っています。 【「プラスα」が成功のカギ】第三文明2007・12
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Last updated
April 20, 2019 03:21:00 PM
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