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April 19, 2013
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カテゴリ:新・人間革命

「ホール・ケインの名著『永遠の都』のなかで、主人公のロッシィが綴る手紙の一節に、こんな言葉があります。

 

 『常に断崖の縁を歩いてきた人間にとって、最大の緊急事態も、いわば日常茶飯の出来事にすぎません』

 

 思えば、初代会長の牧口先生も、第二代会長の戸田先生も、そして私も、広宣流布に生き抜こうと、戦いを起こしたがゆえに、常に断崖の縁を歩いてきました。

 

 人びとの永遠なる幸福を築くために、世界の恒久平和を実現するために、宗教改革の旗を掲げて立ち上がった創価学会の歩みは、いわれなき非難中傷の連続であり、波瀾万丈の歴史でした。私は、その先頭に立ち、『よ(善)からんは不思議わる(悪)からんは一定とをもへ』(御書1190頁)との御聖訓を、わが信念として戦ってまいりました。

 

 確かに私も、『永遠の都』にあるように、どんな緊急事態も、いわば日常茶飯の出来事にすぎないと実感しています。

 

 皆さんも、日蓮大聖人の仰せのままに、また、創価の一門として、広宣流布への確固不動な信念を固め、このロッシィのような境地を確立していただきたいのであります。

 

 広宣流布という未聞の大業を成し遂げようとする私どもの前途が、平坦であるわけがありません。穏やかな秋晴れの日が、永遠に続くことなど、決してありません。日本海の怒濤のような荒波に向かい、堂々と前進していくのが、広布の道であり、創価の道です」

 

【新・人間革命 厚田27】聖教新聞2012.7.17






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Last updated  April 16, 2019 06:02:05 AM
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