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October 15, 2013
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カテゴリ:御書講義
 

されば此の事御訴訟なくて又うらむる事なく御内をばいでず我()くら()にうちいて・さきざきよりも出仕とをきやうにて・ときどきさしいでて・おはするならば叶う事も候なん、あながちに・わるびれて・みへさせ給うべからず、よく()と名聞・(いかり)との

(御書1152頁)

 

今は時を待って誠実に、忍耐強く行動せよ--金吾の置かれている状況をよく知悉されているがゆえの、的を射た御指導と拝されます。

又、決して悪びれた態度を見せてはいけないとも注意されています。金吾には全く非がありません。だからこそ、卑屈になる必要はなく、仏法者として堂々と振る舞うべきであることを教えられているのです。

     ◇

「欲」に支配されてはならない。「名聞」に踊らされてもならない。「瞋」の心を露わにするのは愚かなことである。

     ◇

(金吾は大聖人の御指導通りに)今いる場所から逃げることなく、時を待ち、粘り強く戦い、人としての振る舞いに徹していったのです。

やがて地域でも職場でも、見事な勝利の実証を示していきました。

 

【勝利の経典「御書」に学ぶ】大白蓮華2013年10月号

 

*****

信心を離れていくのは「欲」があるからである。

「欲」に引っ張られて信心がおろそかになる。

もう一つは「瞋」である。自分が理不尽(自分が認められない等)にあって深い恨みが信心から遠ざかる。そこに待っているのは地獄の生命状態だけである。

三つ目は、「名聞」である。見栄や格好に負けてはならない。いつも御本尊根本に進んでいくのだ。自分の考え(気持・感情)に引っ張られてはならない。






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Last updated  October 15, 2013 06:21:14 AM
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