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カテゴリ:名字の言
国づくりは人づくり 江戸時代、高鍋藩(宮崎県)を大きく発展させたことから「中興の名君」とたたえられる秋月種茂。本年は没後200年となる
▼数え年で18歳の時に藩主となった種茂は、当時の欧州諸国に先駆けて、子だくさんの農民たちを救済する制度を創設。3人目の子どもから、各家庭に米2合または麦3合を支給した。また大阪から知識と経験の豊富な助産師を招くなど、庶民の生活環境の改善を図った
▼さらに36歳の時には藩政改革の重要な事業として藩校「明倫堂」を創立。種茂は、その創立精神を記した『明倫堂記』に「治道ハ賢才ヲ得ルヲ以テ本トナス」とつづった。藩校には農民も入学が許されたという。“国づくりは人づくり”が種茂の信念だった(安田尚義著『高鍋藩史話』みやざき21世紀文庫)
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Last updated
May 6, 2020 06:14:54 AM
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