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June 16, 2023
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カテゴリ:医学

多くは口の中の症状に限定

日本アレルギー学会理事長  海老澤 元宏

「果物」原因の疾患

日本の花粉症はスギやヒノキ、イネ科の雑草、ブタクサなどが代表的ですが、北海道では樹木の花粉症はスギやヒノキではなく、シラカバが問題になります。欧州では以前から、シラカバ花粉症と果物や野菜のアレルギーが問題になっていましたが、近年、日本でも花粉症と関連した果物アレルギーが急増しています。

本州ではバラ科の果物(リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、イチゴなど)で口の中の違和感を訴える人を調べてみると、シラカバの仲間のハンノキの花粉に対するIgE抗体持っている方が多いです。シラカバやハンノキ花粉と似た構造がバラ科の果物中に存在することで、体の中でハンノキ花粉に対するIgE抗体が反応して症状が誘発されます。イネ科の雑草やブタクサなどの花粉は、ウリ科のメロンやスイカと似た構造があり、同じように反応します。原因物質は、加熱や消火に弱く壊れてしまうので、加工したジャムやジュースなどではアレルギー反応は起きません。多くは口の中のイガイガやかゆみなどの症状に限定されます。

ただし、投入では全身的な症状が起ることがあります。モモでも全身的なアレルギー反応を起す方が、まれにおり、ヒノキ花粉と関連する新しい原因物質も見つかっています。スギやヒノキの花粉症をお持ちの方は、春にほかのアレルギーの症状が出やすくなることもあるので、症状を上手に管理してください。

 

 

【アレルギーを知ろう⑭】公明新聞2022.3.1






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Last updated  June 16, 2023 04:20:15 AM
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