浅きを去って深きに就く

2024/07/24(水)18:58

「まわりの人と自分を比べてしまう」とき

心理学(393)

「まわりの人と自分を比べてしまう」とき、「いつも機嫌がいい人」はどう考えるか「いつも他人と比べてしまう」「このままでいいのか、と焦る」「いつまでたっても自信が持てない…」。仕事や人生に悩んでしまった時、どう考えればいいのでしょうか。『機嫌のデザイン』の著者であり、数々の名言がTwitterで話題となった、プロダクトデザイナー・秋田道夫氏の「毎日を機嫌よく生きるためのヒント」を紹介します。  ● 自分自身に過度な期待をしなくていい  —まわりの人と自分を比べて落ち込んでしまう人のほうが多いかもしれませんが、秋田さんは昔からそうではなかったのですね。  そうですね。学生時代から、わたしは「人の真似をしてうまくなろう」と思ったことはないんです。  「頑張って大学に受かったら、まわりのみんなが優秀で劣等感に陥った」という話は結構聞きますが、わたしはそういう劣等感を抱いたことが一度もないんですよ。    ─まわりが気にならないほど優秀だったということでしょうか?  いえいえ、そういうことはないですね。  「まわりが優れているに決まっている」と最初から思っていたからです。  ようは、「自分はたかが知れている」と期待をしない。  自分自身に過度な期待をかけないのです。  期待をしなければ、失望したり、余計に傷ついたりすることもありません。  劣等感を抱くのは、「優秀だろう」という目算があった証拠ですね。  つまり、劣等感は優越感の裏返しだとわたしはとらえています。  優越感を抱かないから、劣等感も抱かない。  ただフラットに、水平な目線で会社という社会の中に立っていました。   (秋田道夫著『機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方』から一部を抜粋・改変したものです)  【Diamond Line】2023.5.20

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