からまつそう

2010/03/16(火)12:04

デュラララ!!1~3 (成田良悟)

本(124)

デュラララ!!1~3 成田良悟 著 ヤスダスズヒト イラスト(電撃文庫)    取りあえず1~3巻まで借りる事が出来ました!アニメ放送中のためあらすじは簡単に。 これまで自分の住む町から一歩も出た事がなかった竜ヶ峰帝人は小学生の時に転校した親友・紀田正臣に誘われ池袋にある来良学園に入学・上京する。 見た目も性格も大人しい帝人は初めて歩く池袋の人の多さに圧倒されながらも故郷の町とは一線を画す街の賑わいに感動を覚える。 しかし…ヤクザ、カラーギャング、暴走族…池袋には危険なモノも数々あり、一般人の中でもけして手を出してはいけない人物がいると正臣。 敵に回してはいけないサイモンと平和島静雄。 絶対に関わってはいけない折原臨也。そしてダラーズ。 ダラーズの名に乗り気になる帝人だが最近はカラーギャングも迂闊に集会も出来ず解散の可能性もほのめかす正臣。無言になる二人。 その時嘶きが!? 運がいいと言う正臣。 都市伝説・首なしライダーが! 恐怖ではなくある種の感動の様なものを覚え震える帝人。 他人との関わりを避ける園原杏里、杏里の友人で入学式から欠席している張間美香、美香にストーカーされていた矢霧誠二、誠二の…、無灯火の漆黒のバイクで滑るように駆ける首なしライダー… 都会の非日常に憧れ、新しい自分へ変化を求める帝人は… 感想も簡単に。 主人公は妖精デュラハンであるセルティだったのね。 1巻では帝人が、2巻では杏里が、3巻では正臣が主人公だと思っておりました。 一緒に行動する事が多い3人ですが杏里だけでなく誰にでも好意を示す正臣と告白に至らないどころかじっと見つめる事さえもできない帝人とどちらかを選ぶ事で友人関係を壊すのを恐れる杏里の微妙な距離感が… 1巻では帝人がやむを得ず後戻り出来ない選択を… 2巻では杏里が背負っているモノが… 3巻では正臣の無かった事には出来ない過去が… 互いにあちらの世界に巻き込むまいと正体を隠し、守るために倒そうとした相手が… セルティがかっこよくて優しくて可愛いんですよ。 思い悩む様子がとっても人間らしいし… ああ見えて真剣にセルティを愛している新羅が良いんですよ。 あんな父に育てられちょっとあれな所はありますが… そして門田は頼りになる兄貴です。 色々間違ってはいても愛には真摯な誠二と美香も… 静雄は切れさえしなければ良い人なのかも… 臨也は人間観察を楽しむ事においては誰に対しても平等(に迷惑)なのかも… 歪んでいるけれど、危険だけれど、魅力的な人と街。 新羅、ようやくセルティと…と思ったら、怪しげな女が…新しい母!? というわけで一気読み!して再読!! 次は↓ いつ頃借りられるかは分かりませんが、取りあえず6巻までは借りる目処がつきました。 それにしても、アニメはかなり順番を変えて再構成しているのですね。 どちらも楽しめる作りで良いと思いました。

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