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テーマ:ペットの病気。。。(1100)
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ドラマ「海猿」がなかなかすばらしいです。
毎回、感動させてもらっています。 映画のほうもドラマ以上にすばらしく、 「愛と青春の旅立ち」と「トップガン」を足したような感動巨編ですよね。 しかし、海底400メートルでの脱出法はいまだに答えがわかりません。 DVD買ってもう一回チェックしなおさないとだめですね^^; ![]() 今日はフィラリアの総括です。 フィラリアはもともと日本にはなく、感染された輸入犬から日本中に広がったといわれています。 フィラリアが日本の風土に合っていたことにより 広がっていったものと思われます。 現在、大都市部では予防が徹底されてきたことと蚊が少なくなってきたため 汚染率は減少してきているようです。 地方ではまだまだ汚染率は高いです。 フィラリアに汚染されている地域では、予防をしていかないと感染する確率は高く、フィラリア症で死んでいく犬達も多数います。 室外犬は当然、室内犬も蚊に刺される可能性はあります。 心臓に感染するという特異的な感染のため まだまだ安全な治療法は確立されていません。 感染すれば大きなリスクを負うことになります。 予防薬の安全性が高くなった現在、確実に予防できる病気であるため しっかりとした予防をすることが大事です。 日本から蚊がいなくなることはないでしょう。 しかし、フィラリアはみんなが予防していけば確実に減少していきます。 いつの日か「フィラリアなんて予防しなくて良いですよ、ほとんどいないですから」と言える日が来るようになることを信じています。 今回フィラリア症のお話を始めて、 動物病院でこれだけたくさんのことをお話しすることはかなり厳しいと感じました。 今までお伝えしてきた情報がいかに少なかったかということを痛感し、反省しています。 フィラリアという病気をすべての犬の飼い主さんがしっかりと理解してもらいたいです。 毎年、新しい情報も多数入ってきます。 我々獣医は正しい情報を的確に飼い主さんに伝えていくことが非常に大事な責務であると思います。 フィラリアのお話は今日で終わりです。 長い間、お付き合いいただきありがとうございました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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