みみこの俳句日記

～ある子供タレントの1日～　　
「夢がかなうまで」５０話
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2002年4月私はある清涼飲料水の、
ＣＭのオーディションに行けることになりました。
この仕事を始めて2年が過ぎました。
ＣＭ出演はなかなかハードルが高いと言うことを実感しています。
オーディションの数も少ないですし、
たとえあっても、自分のところに回ってくる確立が低いのです。
自分がクライアントの求めているイメージにあったターゲットになっているのか？
たとえば年齢や身長、顔のイメージなどいろいろ・・
そのイメージだと思われたモデルが事務所から声がかかります。
そして書類選考をへてオーディションへとコマをすすめることが出来るというわけです。
だれでも申し込めば、オーディションを受けられるというものではないのが、難しいところです。
ですから私などは、普段何気なく目にしているＣＭの子役を見ると、
大して写っていないようなものを見ても、すごいなあと思いますよ。

今回はとくに誰もが知っている有名ブランドのＣＭでした。
レギュラーのタレントさんがいて、
そのお友達の子供役という設定でした。
春先から夏にかけてオンエアーされます。

私はお母さんと、まだ2歳になったばかりの弟と3人で、
オーディション会場である、市谷の雑居ビルへ行きました。
オーディションは弟役のモデルさんと2人ペアになり、
楽しそうに虫を探しているところを演じることでした。

私は1歳年下の、ごくどこにでもいそうな、
元気な男の子とペアになりました。
何もないところで虫探し。楽しそうにできました。

帰りに近くにあった公園でブランコに乗り帰りました。
今度は本当の弟と遊びました。
年の離れた弟なので、とても可愛いです。
ひかるっていう名前なのです。
「ひっくん」と呼んでいます。

オーディションどうでしょうね。
初のＣＭ出演となるか！
これが決まれば、あの有名な女優さんと共演ですよ！！
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今日の1句

いよいよか　私もやっと　有名人　　


見てください！私の可愛い弟です。嬉しそうにブランコに乗っているでしょ。
思い出の1枚なのです。私の顔が切れているけれど・・・
おかあさん、写真ヘタ！