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2005.04.15
テーマ：おすすめ映画(4019)
カテゴリ：映画数珠つなぎ
「エターナル・サンシャイン 」を観て、 映画の余韻にひたりながら 次に観る映画は何がいいかな？ シチュエーションは微妙に違うけれど 記憶を消すという点で 一致している映画がひとつある。 映画のタイトルは「ＣＯＤＥ４６」。 ティム・ロビンスとサマンサ・モートンの 近未来を舞台にしたお話だ。 環境破壊が進み地球全体が砂漠化した近未来。 人々は徹底した管理社会に置かれていた。 クローン技術の発達した世界では 遺伝子的に近い人との性交渉には制約が。 その規定こそがタイトルの「ＣＯＤＥ４６」。 違反したものは、子供はおろか 愛していた人の記憶までも 葬られることになるのよ。むごい話！ それでも、二人は引き寄せられる。 記憶を消されてもきっと何度でも・・・！ 物語のトーンも内容も違うけれど このあたりは、エターナル・・・と 相通じるものがあるのよね！ もうひとつ思いついた映画が♪ こちらはロマンティックなラブストーリー。 「エターナル・サンシャイン」を観た後なら どちらかというと、この映画の気分。 運命によって紡がれる赤い糸つながりで 「この胸のときめき」RETURN TO ME なんて、どうでしょう？ 彼女の人生は 今、始まったばかり。 自転車に乗りたい。 恋をしてみたい。 好きな絵を描きに 憧れのイタリアにも行ってみたい。 だって、ずっと長い間 夢に見続けていたのだ。 病院のベッドで 白い天井を見つめながら。 無情に過ぎる時間と 忍び寄る死の恐怖。 ドナーはきっと間に合わない・・・。 時々弱気に押しつぶされそうになる。 夢を思い描くことだけが 彼女の生きるささえだった。 奇跡は起こった。 あきらめかけていたときに。 ドナーが現れて 速やかに手術は行われた。 彼女の心臓は 天使からの授かりモノ。 名前も知らない誰かの 愛する人から受け継いだもの。 手術から一年。 自由に動ける喜びに 感謝する日々を送るグレースは ためらった末に 心臓提供者宛にお礼の手紙を出す。 大切な人を失ったであろう ドナーの家族を気遣うと ずーっと出せないままに １年間持ち歩いていた手紙。 コトリと音を立てて ポストに落ちた手紙は 最愛の妻を亡くした ある建築家に届くことになる。 時を同じくして 偶然という名の奇跡が 運命の糸を紡ぎ合わせようとしていた。 すれ違っただけの動物園で・・・ グレースの働く祖父のレストランで・・・ 彼女の中の命の鼓動は ときおり激しくビートを刻んだ。 胸元の手術跡のために 恋に臆病だったグレースは 誰かにときめくことなど 今まで一度もなかったのだ。 心臓の音が指し示す 彼に出逢うその瞬間までは・・・！ ここまでが物語のさわりだけど どういうお話か想像はつく？（笑） 彼の奥さんが亡くなったことは 辛く悲しい出来事たけれど それもこれも全部ひっくるめて 彼女と出会うために 準備されたものではないかとさえ思えるの。 偶然なんてものは この世には何一つ存在しないのだと・・・。 「エターナル・サンシャイン」の ジョエルとクレメンタインが どうやっても 出逢うように決められていたように・・・♪ 主演の二人を演じているのは 「Ｘ－ファイル」のモルダーでお馴染みの デヴィッド・ドゥカヴニーと 美女とは言えないところが 返って物語りに説得力を与える ミニー・ドライヴァーです。 （なんて言いぐさ・・・汗） 主演の二人にちょっと華がない？ いえいえ、地味だけどなかなかいける映画。 脇を固める人々が さらに物語を特別な物にしています。 運命の恋にもう少し酔いしれたい時に・・・。 切なさよりも暖かさが残る 是非おすすめしたい映画のひとつです♪ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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