薄い! 軽い! 速い! iPad Airファーストインプレッション
4時38分の始発電車に乗って、僕はアップルストア銀座に向かいました。そう、iPad Airを購入するためです。もう戻れない、この軽さ、薄さ僕は、シルバー16GB、ソフトバンクのWi-Fi+Cellularモデルを購入しました。アップルストアで箱を開けてもらい、手にした瞬間思ったのが「軽い!」ということ。Wi-Fiモデルで469g、Wi-Fi+Cellularモデルで478g。第4世代iPadが652g(Wi-Fiモデル)ですから、およそ200gほど軽くなっています。その上、本体の厚みは、iPad Airが7.5mm、第4世代iPadが9.4mm。およそ2mm薄くなっています。iPad AirはiPad miniと同じ厚さなのです。正直、すごく軽い。そして薄い。もう、第4世代iPadには戻れませんね。これまでのiPadは、iPad2で一度軽く、薄くなりましたが、第3世代以降はまた重くなりました。それゆえ、小さくて軽いiPad miniの人気につながったとも言えます。今回、iPad mini Retinaも同時発表されましたが、僕個人としては、iPad Air一択でした。iPad miniが軽くて小さいのは当たり前です。9.7インチのiPad Airが薄くて軽いことに、とても魅力を感じたのです。どちらにしようか迷っている人は、実際にアップルストアや家電量販店などで、iPad Airを触ってみてください。衝撃が走ると思います。本体がスリム化しているのがポイントiPad Airは、軽く薄くなっただけではありません。本体の横幅が狭くなっています。液晶サイズは従来のものと同じ9.7インチなのですが、ベゼルがかなり狭くなっているのです。その差は16.2mm。1cm以上も違うと、一目見て「横幅せまっ!」ということがわかります。横幅が狭くなったことで、前モデルのスマートカバーなどが流用できないという難点はありますが、スリムにできるところはとことんスリムになってほしいと思います。動作がきびきびしていて気持ちいいプロセッサーがA7チップになったことは、かなりパフォーマンスに差が出ます。たとえば、何気なくSafariを起動します。第4世代iPadならば、「にょーん」という感じでSafariのウインドウが開くのですが、iPad Airは「しゅん」という感じで開きます。アプリを起動するだけなのに、スピードの違いを実感できるんです。最新モデルはこのくらい明確にスピードアップしてくれないとね、と思いました。気になる点をいくつか完璧なように見えるiPad Airですが、おや?と思うところもあります。僕は、シルバーのWi-Fi+Cellularモデルを購入したのですが、背面のアンテナ部分が白いんです。一瞬「壊れたから白いビニールテープで補強してあるのか」と思いましたよ。スペースグレイは、アンテナ部分は黒なので違和感はありません。この白いアンテナ部分、表面のベゼルと一体化されているので、そう簡単には色を変えたりできなさそう。まあー、別に慣れてしまえばいいんでしょうけど、購入して一番びっくりした部分ですね。もうひとつが、液晶のカバーガラス。ちょっと爪で叩いてみると、プラスチックみたいな音がします。第4世代iPadを爪で叩くと、いかにも「ガラスですよ」という感じの音。液晶のガラスカバーが17%薄型化されているということなので、その影響かもしれません。ちょっと頼りないかな。落とさないように気をつけないと。まとめ:iPad Airは買って損はない!いろいろ書いてきましたが、歴代iPadの中でも、ダントツでおすすめなのは間違いありません。iPad mini Retinaの発売がまだですが、僕的にはiPad Airのほうがいいかなと思いました。手に取った瞬間「軽っ!」と言ってしまうこと、間違いありませんよ。