219491 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かりゆき日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

2010.08.08
XML
カテゴリ:カテゴリなし
珊瑚礁のある海を、はじめて見たなあ...
と、窓の下の風景を眺めてる。
B-767が大きめのバンクを取って島を回り込むように旋回してアプローチ。
予定通りの時間に那覇空港にランディング。

夏!沖縄!と、ちょっと心は浮かれてくるんだけど
空気を読まない今年の天気は、おいらを強い雨で迎えてくれた。

美ら島沖縄高校総体が、まさに開催中。
2年後、高校総体の卓球競技が長野市で行われるということで
なんとなく、視察しとかなくちゃいけない、という義務感にかられ
なにより、「沖縄」という名前に惹かれ(?)
先週長野で行われた全国大会の細かいあれこれの整理も終わってないまま
土日の一泊二日の強行日程で、やって来てしまった。

今日は競技別の開会式。
とはいえ、
開会式が始まるのが今日の午後4時。
時計は、まだ朝の9時過ぎ。
せっかく、沖縄に来るんだから、と
無理矢理金曜日の夜のうちに東京に出てきておいて
朝一番の飛行機でやって来たわけで
開会式の時間までは沖縄観光をさせてもらおうかと思っていたのだけど
長野の全国大会が終わってから仕事もバタバタしてて夜もなんだか忙しくて
ついに、空港の到着ロビーに降り立つまで、貴重な自由時間の過ごし方は
まったくのノープランだったりする。

それとなく、空港に設置された総体関係の掲示や案内所を見たり写真とったりしてるうち
どうやら首里城はモノレールに乗っていけばたどり着くらしいということが判って
何はともあれ向かってみる。

モノレールを降りた頃には雨はすっかり上がり、日差しすら差し込んでいた。
一気に蒸し暑くなってきた町をてくてくと歩いていくと
やがて首里城へあがっていく坂道にたどりつく。
この辺独特(なのかな?)の石灰質を多く含んでいて、
雨で濡れてかなり滑りやすくなっている石段をてくてく登っていき
やはり総体関係で来てるたくさんの高校生たちに囲まれながら
再現された首里城の中で、琉球王国の歴史に関する展示を眺める。

日本の薩摩藩と中国王朝との間で、微妙なバランスを保ちながら
400年あまり栄えてきた琉球王朝。
その政治、文化、産業などに、日本と中国両者の影響を受けながらも
独立した王朝として独自の歴史を刻んできた。
展示も結構わかりやすく説明されていて、なかなか勉強にもなったかな。
つか、どちらかというと修学旅行向け的な内容だなあ...などとも思いつつ
戦争で破壊されまくり、建物もすべて再建されたもので
展示物の多くも複製品だったり、中国から送られた物だったりが多いそうで
それはそれで仕方ないか。

この場所は太平洋戦争時に日本軍の主要な基地が置かれていたため
首里攻防戦では3日3晩艦砲射撃にさらされたそうな。
お城から見下ろせるあのきれいな海からはかつて、ここめがけて
多数の軍艦からの砲弾が絶え間なく飛んできていたのだ。
一説によると、1平方メートルあたり4~5発の着弾があったことになるそうで
その様子をちょっと想像すると、めまいがするような絶望感を覚える。
ここは、そういう場所でもあるわけだ。

時計はまだまだ11時過ぎ。
朝ご飯が早かったので公園内のレストランで沖縄そばの定食とオリオンビール。
東京とかでも沖縄そばは食べられるけど、おいらは結構こういうスープが好きだったりする。
小鉢にあったパパイヤの味噌漬けが絶妙においしいのにびっくりしながら
空港でもらった沖縄観光ガイドマップを眺め、次はどこへ行こうか考える。

やっぱり、ちゃんと沖縄戦のこと、見に行こうかなあ...





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.08.11 01:07:46
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.