加瀬教室の部屋

５月13日（日）の教室は、子供が多めで20人程度。
みんな熱心で、指導の空いた時間にはたくさん対局をしていました。
こうして切磋琢磨することで、実力が磨かれていくはずです！

M上さんとの二枚落ちから。
二枚落ちの急所とも言える攻めが出ました。





二枚落ちでは、上手玉の周りの金銀をはがすことが急所になります。
そこでこの場面では、▲５五歩△５三金▲５四金がうまい手段。
まず△同金▲同歩で金をはがすことに成功しました。

さらに△５四同玉に▲５五金で





これで銀もはがすことに成功しました。
金銀をはがしたら、上手が持ち駒の金銀を打つ前に攻め込むのが大切です。
M上さんはこの後飛車を成り込むことに成功し、見事に攻めをつなげました。

相手玉の周りの金銀をはがすのは、二枚落ちに限らず急所の攻めになります。
覚えておきましょう。


指導の２日後は公式戦の対局があり、今年度の初勝利をあげることができました。
​北島七段戦 - 将棋棋士　遠山雄亮のファニースペース​
今年度も応援のほど、よろしくお願いいたします。

遠山　雄亮