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カテゴリ:ワイン醸造用ブドウ栽培
シラーの新梢の切り口が黒くなり、広がりそうな様子を昨日、発見。深刻な病気のような気がしました。実はブドウ畑の草刈も手が回らず、畑は雑草だらけ。ヴィニュロンの会のメンバーも、盆前でお休みだし、気持ちは焦るが、ひとりではどうしようも、ありません。急死した知人のお葬式におまいりしたせいもあり、昨夜は、ブドウが心配で眠れませんでした。 今朝は、ブドウの実は殆ど、残っていないことだし、農薬を散布するしかないと決意したところ、どしゃぶりの雨。ところが、1時間ほどで晴れ間が見えて、幸先よさそう。職場に着いたら、パートで来てもらっている草刈のおじさん、おばさん、3名が勢ぞろいしています。みんな、梅雨明けの仕事が忙しく、いくら頼んでも、自分の畑の作業で精一杯とのことだったのに、私のことを気にかけてくれたらしい。 そのうち、勝沼の師匠に連絡が取れて、詳しく、相談が出来て、気持ちが明るくなってきました。最悪の黒とう病ではないらしい。カビの病気ではないかという判断に落ち着き、ボルドー液を散布することにしまた。その前に、大まかな草刈、病気の部分の切り取り、剪定の仕事を終わらせれば何とかなりそう。 草刈が終わったおじさん達に図をかいて、栽培の形を説明して、手分けして、剪定。おばさんには切り取った病気の部分をすぐさま、袋に入れてもらいました。後で焼却。やれやれ、どうにか、明日のボルドー液散布まで、こぎつけました。昨日の夜中の考えからは、奇跡のような展開。「やれば、できるじゃん」と自画自賛。 師匠からは、「今年は病気になっても、しょうがないですよ」と当たり前のように言われ、おじさん達からは「どこが病気?」と聞かれて、説明したら、「これくらいは、病気じゃない」と慰められました。除草剤もまかず、農薬も最小限でやっている素人の私を呆れながらも、なにかとカバーしてくれる応援団。平均年齢は60を超えていますが、炎天下の作業はへっちゃら。一番若い私は、熱中症直前。 来週はシャルドネ畑も待っています。原爆祈念日、お墓参り、お葬式、お盆と何かと、忙しく、ブログの更新もできませんが、何とか、こんな感じで、ピンチを切り抜けています。ゆっくりしてから、遊びに行きます。今日はパーティが入っているので、今から、レストランで働きます。やれやれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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