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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2006年11月07日
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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:

欧米では、景観を損ねるという理由で、外に洗濯物を干すことに抵抗があるようだが(メルボルンに住んでいた時、アパートの中庭に面しているバルコニーには、洗濯物を干してはいけないと言われた)、私が住んでいる近辺は、一軒家が多く、庭も広いので、みなさん自分の敷地内で堂々と干している。

うちの場合、一番日当たりがいいのが、玄関前で、2-3台分駐車ができるオープンスペースがある。しかし、道路に面しているので、人目についてしまう。しかし、お日様の魅力には勝てず、下着などをのぞいては、そこに干したりしていたが、隣近所からクレームをもらったことはない。

最近は寒くなってきたし、日照時間も短くなってきたので、室内に干している。 部屋で干すと湿気でカビになってしまうそうだ。我が家では、地下のボイラー室兼洗濯室に干している。

ドイツの家には、大概地下室がついている。地下といっても、半分は地上に出ている部屋もあり、まったく日が差し込まないわけではない。 アパート暮らしの時は、地下は、各戸の物置と洗濯室になっていた。 自分の洗濯機を置くスペースが決められており、そこで洗濯をして、そこに干すか、家にもって帰って、室内に干すか・・ということになる。 大きなシーツなどは、共同干し場に干した方がいいのだが、他の人に使われていて、干すスペースがなかったりすることもある。また、共同スペースなので、夜中に洗濯機をまわしたりするのも顰蹙もの。洗剤を勝手に使われたりする心配もある。

今は一軒家なので、誰に気兼ねもなく、好きな時に洗濯できるのがうれしい。 冬場は、ガスの給湯システムがフルに働いているので、ボイラー室の中は、乾燥しているので、洗濯物もよく乾く。急なお客さんが来ても、洗濯物が干してあったり、取り込んだものがその辺に散らかっていたりすることがないし、便利。

我が家の地下室には、このボイラー兼洗濯室のほか、サウナ(シャワー、トイレ付き)ルーム、ホビールーム(卓球台などが置いてある)、ワインセラー、物置がある。でも、超リッチな家、」というわけではなく、結構この程度の家は、この辺ではどこにでもある。

イギリスの夫の友人宅を何軒か泊まり歩いたことがあるが、イギリスでは、地下室付きの家にお目にかかったことがない。 地下室を作ると、それだけ工事費もかさむので、最近の新しい家には、ドイツでも、地下室がない家もあるようだ。 でも、地下室があるとないのでは、収納スペースにものすごい差が出る。イギリスの家は、家賃が高いばかりで、古いし狭いという印象があり、それが、イギリスへ引っ越すことへのマイナス要因の一つになっている。

ところで、夫がイギリス単身赴任で、「食事」と「洗濯」をどうしよう・・と悩んでいた。

林望氏の「リンボウ先生 イギリスへ帰る」というエッセーの中に、洗濯論が書いてある。

コインランドリー(英語では、ローンドレッドというらしい)は、イギリスのいたるところにあり、そこには、洗濯を請け負ってくれる人も常駐しているそうだ。朝、出勤前に洗濯物の入った袋を渡して、いくらかのチップを払うと、夕方までには、仕上げて渡してくれると言う、誠に便利なシステムがあるそうだ。 ドイツでは、そもそもコインランドリーを見かけたことがないが、イギリス人は、家で洗濯しない人が多いのだろうか??

とりあえず夫は、会社の近くのホテル(といっても、パブの上階)に泊まっている。 その小さな町にもコインランドリーがあれば当面の問題は解決するんだけどなー。






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最終更新日  2006年11月07日 17時39分45秒
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