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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4771)
カテゴリ:出産
出産後日談その3 出産した翌々日の朝、看護婦さんが来て、「あなたの息子さんの名前を間違って登録してしまったので、1階の出張所で手続きしなおしてきて欲しい。」と言われた。私は、夫と名字が違うのだが、病院側は、息子の名前を私の名字で登録してしまったそうなのだ。 とりあえず、病院内の市役所の出張所に出向くと、「結婚しているのですか?他の子供もみんなご主人側の名字なのですか?」ということを確認された。その後、出生届けの記載事項を質問された。宗教とか、職業も聞かれた。「無職です。」というと、「主婦としておいていいですか?」と聞かれた。夫のことも聞かれた。職業を聞かれ、「どうしよう・・無職なんだけど・・・」と思ったが、勤めているところを聞かれたわけではないので、「エンジニアです。」と答えておいた。 「エンジニアにもいろいろ種類がありますが・・・」と更に突っ込んだ質問をされ、何と答えていいのかわからなかった。「本人に直接聞いたほうがいいようですね。」と言われ、夫に必要書類を届けてもらう時に直接聞いてもらうことにした。問題は、子供の名前で、1週間の猶予があると思って、夫とよく話し合っていなかったのだが、「明日、この書類を提出しますので、明日の朝までに回答を下さい。」と迫られた。 その日の午後、夫が必要書類(結婚証明書、パスポート、滞在許可書、等)を持って病院に来たので、一緒に出張所に行った。「職業欄」のところに、「(学歴)」とも書かれていたので、夫は、「Dr.エンジニア」と記入した。すると、係りの人が、「博士号を持っていることを証明できるものが今手元にありますか?」と聞いた。 保険会社のカードにDr.XXXと書かれていたので、それを見せたら、「公式の証明書でないと困る。」と言われた。夫は、翌朝、博士課程修了証書を提出したのだが、子供の出生届けに親の学歴証明が必要なんて、ドイツらしいなーと思った。それなら、私も、「Diplom.主婦」とすれば良かったなー。 ドイツでは、職業訓練がキチンとされており、大半の人が自分の「専門」を持っている。たとえ、現在は子育てに専念していても、自分のことを、「主婦です」と名乗る人はほとんどいない。 だから、ドイツでは、しょっちゅう、「あなたの職業は?」と聞かれる。「主婦です。」というと、「でも、以前は働いていたでしょ?専門は?」と聞かれてしまうのだ。大学の文学部を卒業して銀行に就職するとか、法学部を出て、経理をするなど考えられないことのようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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