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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:ヴァイオリン
家の前で、近所のお婆さんに呼び止められた。
うちの玄関前の南天の木(かな?)を少々切り取ってもいいか?と聞かれた。 お墓に供える花かごの色添えに使いたいからだそうだ。 最近、どこの店でも、お墓に供えるデコレーションが売られている。 10月って、墓参りのシーズンなのかしら?? 惠子は今まで、音楽学校のオーケストラに所属していたのだが、練習場所が遠く なり、送り迎えが大変になったのでやめさせた。 音楽学校の先生には、「そんな理由で辞めさせるのはおかしい。」とさんざん言 われ、「XXさんが、恵の送り迎えをしてくれると言ってくれましたよ。」と他の 生徒のお母さんに惠子の送迎をするように頼んでくれた。 しかし、XXさんに実際電話してみると、「本当は、他の子の送迎なんて面倒くさ いけど、先生に言われたから仕方ない」という感じがありあり。同じ町内に住ん でいるといっても、端と端で、歩けば1時間近くかかる。それなのに、「私のう ちまではそちらから来てくださいね。帰りもそうして下さい。」という。先生の 話では、うちまで送り迎えしてくれると言う話だったが、そんなことまでできな い、といわれた。まあ、その気持ちもわかるし、結局はやめさせることにした。 先生には、「XXさんが送迎をしてくれるといってくれているのに、何故です か?」としつこく食い下がられ、閉口した。 「ギムナジウムのオーケストラに入れるつもりですから・・・」と言ったら、 「ギムナジウムのオーケストラは、ここの弦楽器オーケストラと違い、木管、金 管、ドラム、とありとあらゆる楽器で構成されています。恵は、そこでは、何も 学べませんよ。」とまで言われてしまった。 ギムナジウムのオーケストラは、水曜日と金曜日に練習があって、好きなほうに 出席すればいいようだ。 先週は、とりあえず2回とも出席したのだが、両日とも生徒は8人だけだったそ うだ。 そのうち惠子も含め3人は両日出席だったので、のべ13人。 (水曜日は女の子は惠子一人、金曜日は女の子は惠子を含めて3人だけ) でも、実際は、25人所属しているそうだ。 練習は別々だが、隣町のギムナジウムと合同で演奏することが多い。 隣町のギムナジウムのオーケストラには35人所属しており、惠子の学校とあわ せると60人。 そんなに人数はいらないので、やる気がない者、私語が多い者、下手くそな者は 辞めてくれ!といわれたらしい。 うわー、厳しい! 学校のオーケストラって、なんとなく、私が中学の時に所属していたブラスバン ド部みたいな感じかなーって漠然と思っていた。 私はクラリネットだったが、楽器は学校から無料で3年間借りていたし、全くの 初心者だったが、先輩が手取り足取り教えてくれた。 フルートもトランペットもサックスもホルンも、みんな1年生は初心者で、2年 生、3年生に教えてもらっていた。 自分の楽器を持っている子は少なかったし、個人で先生について練習している子 は一人もいなかった。 しかし、惠子の学校のオーケストラは、まったく違う。 楽器は自分で用意する。 楽器はすでにできることが前提。 初心者なら、まず、個人で先生を見つけて、ある程度のレベルになってからでな いとオーケストラには所属できない。 惠子は、初日にオーケストラの練習に行って、楽譜を渡されたのだが、指使い等 は、自分が個人指導してもらっている先生に書き込んでもらって来い、といわれ たそうだ。また、弾き方も、その先生に教えてもらって来い、といわれたそう だ。 中には、「僕は、個人の先生とは別の曲をやらなくてはいけないのですが・・」 と控えめに反抗した子もいたらしいが、「学校のオーケストラで弾く曲もいっ しょに練習をみてもらえ。」の一言で却下。 学校から渡された曲は全4曲。 惠子は、個人レッスンで、3曲練習しているのに、どうやって、あと4曲も30 分で練習できるのか? そもそも、音楽学校の先生が、何故、ギムナジウムのオーケストラの曲目を指導 しなくてはいけないのか? 音楽学校のオーケストラを辞めたいきさつがあるから、すごく頼みにくい。 音楽学校では、中級オーケストラに所属していた。中級の目安は、「3.ポジ ションができる」こと。 惠子は、現在、4.ポジションまで習っている。 でも、ギムナジウムのオーケストラでは、5.ポジションもでてくる曲があると か・・・。 ただし、惠子は、2.バイオリンなので、1.バイオリンよりは難しくないよう だ。 ギムナジウムのオーケストラの方が、音楽学校のオーケストラよりもレベルが高 い曲をしているのだが、結局は個人個人の練習にかかっており、オーケストラと 言っても、なんだか横のつながりが稀少のようで、少々がっかり・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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