個人面談記
個人面談直前メモ ●感情の機微が分かる、感じられる。つまり、感知する方が穏やかな状態でなければ能力があっても感知できない。心が静かであることが細やかな動きを感知する絶対条件となる。ところが、今は、騒がしい中で速さを求められる場合が多い。これでは、感じる能力は退化する一方である。感じられないと反応できない。しかし、反応を求められる。すると、求められている反応をコピーしてみせる。コピー学習という最悪の学習方法を身に付けてしまう。見かけはいいが、同じ事をパターン学習は要求する。だから、幼児・児童期には厳禁なのだ。感情でさえも回路である。その回路を作るべき時期に作れなかったら...その感情は一生もてない。反応できないのだから...。ここが大事...。 めもめも ○ttp://gengorough.blog36.fc2.com/blog-entry-364.htmlちょうど4年生だしね。 で、去年の漢字ノート(IF式)もったし。コトノハもったし。 たくさんあるなかで、ここかな、宿題に関して特に言いたいことがまとめて伝えられるところ。 ぷりんとぷりんと。 ------------------------------------------------------↑ ココまで実際に昨日、面談の直前にかきかきしていたのでした。「おそすぎるよ」って? そうですね。ナイスつっこみ。しまりすさんなら、軽く20年前くらいに準備オッケーだったにちがいない。まあでも。2秒前くらいにはなんとかready to go でした。 上のメモを書いていたら、う、こりゃ、話の流れをプリントしておいたほうがよさそうだぞ、と思い、つくったのが、こちら↓。 1. 子育てのゴール(さらっと) ・ 人生を楽しく過ごす基盤をつくってあげること だと思っている。 2. 経緯(手短に「宿題」をオリジナルの方法にしてもらうため) ・ 「よき母親」として 勘違い期 → 疑問 → 出会い「どんぐり倶楽部」 → 気づき ・ どんぐり倶楽部 ○子育ては じっくり ゆっくり ていねいに ・ 習い事リセット (そろばん、水泳、サッカー) 現状 → ごまかす、短気、話が聞けないことがある、という面で リセット続行中。 3. 宿題(いちばん重要) ・ 毎日のことなので、やりかたに配慮したい。頻度。 ・ 理由 → 人為的学習障害の回避 ・ ほんとうの基礎学力 ★ 先生の話をよく聞くことができる力 (落着き、平静の状態) ★ 言葉を理解する力 (イメージ) ★ 考える (イメージを操作する) → よみ、かき、けいさん では育ちません! ・ 漢字ドリルではなくIF ・ 計算ドリルではなく良質の算数文章問題 4. 感情教育(時間があったら。子供みんなのための話も) ・ 感情教育の仕上げを間違うと、幼稚で危険、短絡的行動に走る。 ・ 思考をする暇がないから。 → だれでもよかった ・ 是が非でも避けたい事態。 ・ again, ゆっくり じっくり ていねいに ・ まだまだですが、長い目でみてやっていきたいです。 このメモに沿って話しをしてきました。べらんめえ、ってのは一体どこの誰が吹いたウワサだい?くらい、先生は私の目をみて、ところどころ、共感し、「糸山先生、お名前は聞いたことがあります」とおっしゃいました。が、「バケツ・ビールのまされましたよ」とは言いませんでした。 「ああ、そうですかー」ってさらっと。しらっと。 それからIFをテツヲが去年の2学期からして、それ以外の漢字練習はしなかったのですが、新学期の「3年生で習った漢字テスト」で50問中46問正解したこと(こういう報告、ブログでしてないですね、すんまそん)。など、「わかる気がします」と言って聞いてくれました。 「宿題は学年で統一している(正直、学年主任が「歩く旧態依然」)ため、クラス全体で変えるわけにはいきませんが、個人ではどうぞ」とのことでした。 最後にコトノハ創刊号と、最新号の別冊「げんごろう先生」の実践報告記を渡してきました。GW中に読んでね、宿題。とは言いませんでしたが。 しかし、ぜんぜん話通じるから。だれだ、対決とか言ってたの?ああ、あたしだ。すみません、期待させちゃって。