高齢者虐待12,500件…分の1?
今朝の西日本新聞の記事――高齢者虐待12,500件家族からの虐待を受けた高齢者の40%は認知症とか。確かに多いが、60%は認知症ではなかったということ。中には亡くなった人もいるが虐待が直接原因かどうかはハッキリしないと。ひるがえって我が家。舅の食事のコトでは頭が痛い。本人は、相変わらずすりつぶしにしてもらいたがっている。しかし、退院する前の歯科検診で歯にもアゴににも、まったく問題ないという結果が出ている。すりつぶしなんか食べてちゃダメ。ちゃんと噛んで、何でも食べなさい。しかし、「それは本人じゃないけん分からんとたい。」の一点張り。それでも、すりつぶすのは止めて柔らかいものを小さく刻んだり、砕いたりして出している。が食べない。まあ、すりつぶしたって「ものによる」といって箸もつけないことはしょっちゅうだったが退院してからは、徹底して食べない。朝は卵の味噌汁とおかゆ。昼は、パンを牛乳に浸して。晩ごはんは、おかゆとトロトロのスクランブルエッグだけ。他のものは、席に着くと同時に自分の前から遠のけて、手をつけない。私は、半ば放棄することにした。食べさえすれば、身体にいいものを本人が口に入れようが、入れるまいが毎日にテーブルに並べている。食べたくなければ、食べなきゃいい。また動けなくなって、病院に舞い戻るだけだ。食べない舅を心配する姑にも夕べ、そうキッパリ宣言した。 のだが。今朝のこの記事。私がしていることは、ひょっとして虐待か?