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カテゴリ:SF・ファンタジー映画
カウボーイビバップ 天国の扉 税込 6,543 円 制作年: 2001年 制作国: 日本 収録時間: 120分 原作:矢立肇 監督:渡辺信一郎 キャラクターデザイン・作画監督:川元利浩 音楽:菅野よう子 出演(声):山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、石橋蓮司 今や「伝説」とまで言われているアニメ『カウボーイ・ビバップ』の劇場版です。 恥ずかしながら、最近になってアニメを全話観終わりました。 知らない方の為に要約すると、未来の宇宙を舞台に、元マフィアのスパイク、元警察のジェット、ギャンブラーのフェイ、ハッカー少女・エド、天才犬・アインが織り成すスタイリッシュなハードボイルドアニメ、それが『カウボーイ・ビバップ』です。 よく『ルパンIII世』以来のハードボイルドアニメという表現がされている通り、なかなか渋い大人向けのアニメと言えます。 スパイクやジェット、フェイの関係も決して仲良しこよしではなく、名前で呼び合うことも多くはなかったり、付かず離れずの関係ですし、そのやり取りも洒落ていて、「粋」です。 全話を通して観ると、基本的にコメディ要素が多いのですが、根底に流れるのはハードボイルドであるという風変わりな作品です。 『シティーハンター』と近いかもしれません。 本作はアニメが終了して数年後に公開された番外編的な作品ではありますが、テレビアニメと同じスタッフが結集し、作画も相当気合が入っています。 ストーリーも新鮮味はあまり無いかもしれませんが、よく練られていて、面白かったです。 では、そのストーリーを簡単にご紹介しましょう。 2071年、火星。 ハロウィンを目前にしたクレーター都市アルバシティーの高速道路で爆破事件が起こります。 それは、正体不明のバイオ兵器を使用したテロで、火星政府はその事件の首謀者と思われるテロリストに未曾有の賞金3億ウーロンをかけます。 相変わらずの貧乏状態が続いていたビバップ号の面々は、この史上最高額と言われる懸賞金に、当然目の色を変えてこの事件に飛びついたのですが、4人が協力して行動するはずもなく、それぞれ勝手に犯人探しを始めるのでした。 そして、次第に浮かび上がる事件の真相。 既に死亡しているはずのテロリスト・ヴィンセントの存在。 スパイクを追い詰める謎の女・エレクトラ。 そして裏でうごめく巨大な製薬会社と軍特殊部隊。 ハロウィンのざわめきが増す街に、犯行予告らしき謎のメッセージが流れます。 ヴィンセントが仕掛けた恐るべきトリックとは? 不死身のヴィンセントに挑むスパイクに勝算はあるのか? 陰謀と謎が交錯し、一触即発の状況の中、物語はとてつもない終幕へ向かって突き進んでいきます……。 「そいつはただ一人ぼっちだっただけさ」 カウボーイビバップ 天国の扉 税込 6,543 円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.17 19:24:32
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