季語と暮らす生活!  歳時記で知る日本の四季

2004/11/27(土)07:42

リビング・インテリア・小物・園芸(97)

梟(ふくろう)《季 冬》 1 フクロウ科の鳥。全長約五〇センチ、全身灰褐色。目が顔の前面に並び、くちばしは短く、鉤(かぎ)状。夜、羽音をさせずに飛び、野ネズミやウサギなどを捕食する。ユーラシアの温帯・寒帯に広く分布。日本でも平地林にすむ。2 フクロウ目フクロウ科の鳥のうち、頭に耳のような飾り羽をもつミミズクを除くものの総称。フクロウ・シロフクロウ・シマフクロウ・アオバズクなど。大部分は夜行性。(三省堂「大辞林 第二版」より)ほうほうと梟の夜の磨崖仏   嶋田つる女月もなく、磨崖仏の輪郭がぼんやりと浮かぶ闇夜に梟の鳴き声が聞こえています。梟はローマ神話に登場する英知の女神ミネルヴァの使いであり、日暮れとともに翔びたち知識や情報を集めているといわれているのだそうです。暗闇の中にギョロッと光る梟の大きな目玉が思い浮かびます。(秋桜歳時記)

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