|
テーマ:今日のこと★☆(106320)
カテゴリ:友人
今朝、愛犬のシーズーちゃんと散歩をしていると、アメリカ人男性から声を掛けられた。年頃は60代というところかな。
”Is your dog a young lady or a young man?”と訊かれたことから会話が始まった。 これは、アメリカでsmall talkといわれる会話で、アメリカ人は、誰、彼なく見知らぬ他人にちょこちょこと話しかける。日本では、見知らぬ他人に話しかけることもないし、話しかけられることもない。が、日本人の私でも、アメリカ生活が長くなると、見知らぬ他人に平気で話しかけたりする。 というわけで、アーサーから話しかけられた私は、しばし、話し相手になった。 アーサーは、コーベルガーデンという有料老人ホームに住んでいるということだ。それで、「ああ、じゃあ~、そこに田村さんという日本人が住んでいるでしょう(英語でね)」と言うと、アーサーの方が「何で知っているの?(英語でね)」と不思議な顔をした。 アーサーは、奥さんがオープン・ハート・サージャリーをした後、ブラインドになったので、”I left her”で、コーベルガーデンに一人で住んでいる、と言っていた。コーベルガーデンはお食事つきの施設なので、食事を作るのが嫌いな元気な老人にはうってつけの場所。友達もできるしね。 私がアーサーとの会話で気になったのは、leftという単語。「ええ、じゃあ、奥さんを捨てちゃったの?」と思ったからだ。「それって、冷たいのでは」 「奥さんはどうしているのだろう」と思ったが、たった今、会った人のプライバシーに踏み込むのもイヤだったので、それ以上は訊かなかった。 会話も最後の頃に、アーサーが、”I don’t miss talking to a pretty lady”とスイートなことを言ってくれた。この辺がアメリカ人というか、日本人の男性は、こんなことを言っておばちゃんをヨイショしてくれないんだよね。 かれやこれやで話をしていると、アーサーは一人暮らしなのでガールフレンドを募集中のようだ。そこで、思いついたのが、昨日、散歩で会ったナオミ。アーサーは、東部の新聞社で38年新聞記者をしていて世話好きそう。ナオミは、娘が東部の大学に行くので、一人暮らしになるし・・・。 昨日、たまたま、私は、ナオミに”Why don't you find a new boyfreind?"と言っていた。私が、アメリカで感心するのは、70歳でも結婚する人たちがいることだ。確かに、老後、一人で暮らすのは淋しいけれど、70歳になっても結婚したいかな? 私は70代で結婚したカップル(夫は白人、妻は日本人)を知っているが、アメリカ人のご主人がとても、ヤキモチ焼きだそうだ。それって、息苦しくないのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月02日 07時24分53秒
[友人] カテゴリの最新記事
|
|