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2024/03/16(土)21:55

USB-IFが認めないType-Cプラグコネクタ

先日、USB Type-Cコネクタプラグによる迷い傷というタイトルの記事を書きました。 どうして先端が樹脂になっているプラグのType-Cケーブルがほとんどないのか、理由がわかりました。 押さえておきたいUSB Type-Cコネクタ設計の基本解説 | アリオン株式会社 : https://www.allion.co.jp/tech_cabc_usb_certification_unique_design/ 上記ページの内容によると、最前面のプラスチックが露出しているプラグ、そもそもそれは「Type-Cケーブルではない」のだそうです。お偉いさんたちが「それはType-Cとは認めない」としているのです。 つまり、USBを便利なものにしたはずの人たちが、デバイスを傷だらけにすることを推進しているのです。 気になってUSB-IFのType-C Compliance Informationを読んでみました。 USB Type-C Connectors and Cable Assemblies Compliance Document | USB-IF : https://www.usb.org/document-library/usb-type-c-connectors-and-cable-assemblies-compliance-document Figure B-1 USB Full-Featured Type-C PlugのDETAIL Hに、「金属の開口1.78以上2.10以下」とあります。 プラグの厚さは2.37~2.43mmと決まっていますので、先端は必ず金属であることになります。 おそらくこれが「最前面のプラスチックの露出不可」ということなのでしょう。 チックショー! でも、サンワサプライのこれは認証されていますよ。どういうことですか? KU31-CCP510【USB3.2 Type C Gen2 PD100W対応ケーブル(ブラック・1m)】USB Type-CのUSB 10Gbps(USB3.2 Gen2/USB3.1 Gen2)対応ケーブル。PD(5A)対応。USB認証取得品。ブラック・1m。|サンワサプライ株式会社 : https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=KU31-CCP510

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