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カテゴリ:投資・経済
先日、高1の娘に日本の経済金融のことについて聞かれたので、憶えている範囲内で書いていこう。
原油高について 原油、石油は需要と供給という点でいえば、供給が上回っていることは 間違いない。 WTI(米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート)の価格が 1バーレル60ドルを超えるようになった主な要因は、中国・東南アジア ・東欧・ロシア・中南米諸国の経済発展によるものである。 これらの諸国は自国の経済発展により、石油消費が大幅に増加した。 といっても、需要が供給を上回ったわけではないのだが・・・・。 石油の消費が増加するという見通しにより、石油会社のみならず、石油 を必要とする企業は、石油の購入価格を一定させようと、石油を先物で 買うなどの行動にでた。 当然、先物市場には変動の激しいマーケットで利ざやをかせごうとする ディーラー、昨今は年金を運用するような機関投資家もいるので、市場 では買いが優勢となった。 この時期、一時産品が大きく上昇、これも中国・東南アジア・東欧・ ロシア・中南米諸国の工業化による需要の増加によるところが多い。 運用資金はより変動の大きいマーケットを求めて動く。 そのため、原油価格は10ドル台から60ドル台を超える上昇となった のである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.16 16:57:37
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