038839 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日本聖公会性的虐待事件顛末記

日本聖公会性的虐待事件顛末記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

パウロ桂小五郎

パウロ桂小五郎

Rakuten Card

Calendar

Favorite Blog

Comments

トマス@ Re:日本聖公会はこの問題をどうするつもりなのだ(02/26) このたびの事件につきましては、被害者の…
パウロ桂小五郎@ Re[1]:理解不能(03/10) 。。さん >従軍牧師は軍隊や戦争に賛成…
。。@ Re:理解不能(03/10) 従軍牧師は軍隊や戦争に賛成しているので…
パウロ桂小五郎@ 理解不能  日本聖公会の正義と平和委員会などは、…
__@ 。。 米軍の中にアングリカンな教会があるから…

Freepage List

Headline News

2008.03.03
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


 日本聖公会京都教区はFH司祭による少女への性的虐待行為

が発覚した時、一度はFH司祭を自主退職させておきながら、

その後、FH司祭に退職願を返しただけでなく、常置委員会の

委員長やウィリアムス神学館の教授をはじめ、すべての役職に

復帰させたという。その理由は、「FH司祭自身が、被害者の

主張は事実無根である」ということを全面的に認めてしまった

からに他ならない。


 それだけではない。この事件に関する慰謝料請求事件の民事

訴訟に対する判決が出てから2年以上経っている今も、このF

H司祭の復職に関する当時の常置委員会の議事録を公開してい

ない。しかも、最高裁の上告却下があって、高裁の判決が出た

当時、京都教区総務局長名で「高裁、最高裁に抗議する」とい

う声明文を発表したその総務局長は現在、日本聖公会京都教区

の常置委員長をしているという。確かに彼らは「謝罪の記者会

見」を開いてはいるが、しかし、その後の行動が記されている

公式文書におていも、被害事実が現実に起こったことであると

いうことの認識がまったく見られないようなことを記している。


 そして、高地主教はそうした一連の教区の誤った対応の責任

者であるという自覚が見られない。これは、あまりにも愚かと

しか言いようがない。それはまるで、日本聖公会が「主教無謬

説」を唱えているかのようにさえ見える。そして、信徒の中に

はそれを支持するだけでなく、主教を擁護しようとしている人

がいると思えるような報告が「糾す会」の一斉メールが流され

ているようだ。しかし、これらの行為は明らかに、被害者に対

する二次的加害行為であることは、性的虐待という行為の特殊

性から考えて当然のことであろう。


 京都教区の主教や常置委員会が「謝罪の記者会見」で受け入

れたと語っている高裁判決を読むと、あれが刑事裁判であった

とすれば、確実にFH司祭は当然、有期懲役の実刑判決を受け

ていたと考えられる。京都教区はそうした事の重大性をまった

く認識していないとしか思えない。彼らには焦りもなければ、

緊迫感さえもない。そして、FH司祭による性的虐待事件に関

する嘘を未だに信じている信徒に対して、真実を告げようとす

る考えは微塵も見られない。そして、日本聖公会もまた、これ

に関して沈黙を守り続けている。彼らは、国家の法秩序を無視

していることは明確である。正にカルト集団以外の何ものでも

ない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.03.03 14:09:45



© Rakuten Group, Inc.