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日本聖公会性的虐待事件顛末記

日本聖公会性的虐待事件顛末記

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トマス@ Re:日本聖公会はこの問題をどうするつもりなのだ(02/26) このたびの事件につきましては、被害者の…
パウロ桂小五郎@ Re[1]:理解不能(03/10) 。。さん >従軍牧師は軍隊や戦争に賛成…
。。@ Re:理解不能(03/10) 従軍牧師は軍隊や戦争に賛成しているので…
パウロ桂小五郎@ 理解不能  日本聖公会の正義と平和委員会などは、…
__@ 。。 米軍の中にアングリカンな教会があるから…

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2009.01.31
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カテゴリ:カテゴリ未分類


 近藤勇氏のブログを読んで驚いたので、近藤氏に久しぶりに電話をしてみたが、何でも、管区小審判廷の審判長から葉書で、非公開にするという連絡が申立人にあったそうだ。署名も捺印もないそうなのだが、日本聖公会は何を考えているのだろう。あまりに非常識だ。署名捺印がなければ、いや少なくとも署名がなければ、正式な書類として成立しない。つまり、3月3日に京都で行われるという管区の小審判廷は、日本聖公会法規の原則公開という規定に従って、公開されなければならない。

 しかし、この署名捺印なしの文書は、時として日本聖公会の中で使われていることがあるという。表面上は正式な回答であるかのような内容に見せかけておきながら、署名も捺印もない書類を受け取った人を知っている。彼は即刻、その旨を通知し、署名捺印入りの文書を再送付させたと言っていたが、日本聖公会は非常識なのか、それとも狡賢いのか、よく理解できない。彼はその文書を丁寧に扱い、封筒にも文書にも指紋が多数残らないようにして、しっかりと保存してあるという。

 そして次に問題なのは、審判廷を非公開にする理由が書かれていないということだ。日本聖公会はどうしてこういうことにルーズなのだろう。日本聖公会の「法憲」「法規」あるいは「審判廷規則」にきちんと規定されているにもかかわらず、そこから逸脱して、理由を示さずに審判長の名前で「非公開」を通告している。もしかすると、これは罠かもしれないと思われる。署名捺印されていない「非公開通知」であれば、誰かがいたずらで出したものだと、後になって言うことが出来る。しかし、これを出しておけば、誰かがそれを公表するだろうから、3月3日の審判廷を傍聴しようと考えていた人々の中で、京都へ行くのを取りやめようとする人々が出てくるだろう。そして、当日はまったくあの葉書のことに沈黙して、審判廷を公開で開けば、傍聴者の数だけは減らすことが出来る。

 特にジャーナリズムが怖いだろうと思う。ことと次第によっては、地方ニュースではなく、全国ニュースで取り上げられる可能性さえある。片や『正論』が取り上げているし、片や『アエラ』が取り上げている。それだけではない。テレビのワイドショーの恰好のニュース材料になる。4月の初めには、どこの幼稚園でも入園式を迎える。「九条の会」の設立総会でスピーチをし、一方では、自民党の候補者の選挙応援に幼稚園の職員を行かせていた司祭が、こともあろうに女児への性的虐待をしていたというのだから、今のご時世を考えると、なかなか面白い材料かもしれない。かといって、政治的圧力をかけることもできないだろう。「上手の手から水が漏れる」ということもあり得る。未曾有の景気後退で前途多難な時期に、政治的圧力は難しい。






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Last updated  2009.01.31 21:00:09



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