このブログで,何回か,トップからクラブを飛球線後方へ振り下ろす,ということを述べてきました。なぜ,そうするのが良いのか,その答えの一つを今週のゴルフダイジェスト(weekly 2012 2/21 No7)の「100が切れるドライバー(解説 山本誠二プロ)」の中で見つけることができました。
かいつまんで,その概要を説明すると,「バックスイングではクラブフェイスが開く方向にシャフトがねじれ,ダウンスイングでそのねじれ戻りでクラブフェイスが閉じてインパクトを迎えることによりボールがつかまりスライスせずに飛距離もでるのであるが,手打ちではこのシャフトのねじれが生じにくいため,背中と腰を意識してボディターンの感覚をつかむ必要がある。また,ダウンスイングでクラブをボール方向ではなく,クラブを身体の正面に向かって振ると,大きな遠心力が生じ,シャフトがねじれ戻るための助走路が長くなるため,フェイスがターンしゃすくなる。」というものです。
トップからシャフトを直接ボールへ向けて振り下ろすのでなく,飛球線後方へ振り下ろし,同時に身体を飛球線方向へ回しながらインパクトを迎えると, 大きな遠心力が生じ,シャフトがねじれ戻るための助走路が長くなるため,ボールがつかまり飛距離もでるというわけです。