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テーマ:ビジネスの裏技(366)
カテゴリ:名刺のお話
おはようございます。タカギです。
今日は、珍しく社会派のTIPSで参ります。 点字を名刺に入れてみては?というお題です。 ▼点字表示の必要性 2004年6月、障害者基本法が改正されました。 大きなポイントは、従来の「障害者の福祉」だけでなく、 「障害者の権利の擁護・差別の防止」 「障害者の自立および社会参加の支援」 を責務として定めたことです。 これは、障害を持つ人を施設に隔離するのではなく、地域社会で、 できる限り健常者と同じような生活を営めるようにしようという 理念に基づいています。 この理念を「ノーマライゼーション」といいます。 「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」も、この理念から 生まれた考え方なのです。 日本では、多数の人が利用する建物に関する「ハートビル法」や、 公共交通機関に関する「交通バリアフリー法」などの法令も施行 され、この理念が徐々に一般化してきています。 そこで、視覚障害者に対するバリアフリーの手段として、点字表示 の需要が高まっているのです。 ▼点字のニーズがある業種を考えてみます。 都道府県・市区町村の社会福祉協議会や福祉団体など、障害者に 直接関わる業種はもちろんですが、他にもハートビル法や 交通バリアフリー法からもわかるように「不特定多数の人が利用 する施設」に点字の需要があります。 これ、たとえば次のような業種が当てはまります。 ・官公庁 ・店舗、商業施設 ・病院、医療機関、薬局 ・図書館 ・飲食店 ・福祉団体、福祉施設 ・交通機関 ・ホテル、宿泊施設 ・銀行、郵便局などの窓口 ・学校(盲学校を含む) 一般のオフィスや工場などは、視覚障害者の方を雇用していたり、 障害者支援を企業理念に掲げている企業が当てはまりますね。 でも、言葉だけの「障害者の方に配慮」が、まだまだ多いですね。 そんな中、さりげなく点字入りの名刺を差し出すのって、かなり いい感じ。グッとコミュニケーションが高まると思います。 どうやって作るのかって? 続きます。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月16日 09時01分58秒
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