F03(エフゼロサン)物件の偵察に行きました。
周囲は、公営住宅に囲まれ、
住宅地ではあるものの、やや雑然としています。
通称は、「南の王子サマのお城」ですが、
実情は、お城とは程遠い、
王子サマでなくて庶民のフツウの住まいです。
2DKが17戸、Pが9台分あります。
昨年12月に、築19年ものを購入しました。
夏まで、空室が埋まらなかったのですが、
管理会社DLとの、火花散るやり取りの後、
物件周囲の徹底清掃
室内清掃3回やり直し
カーテン・照明・ガスコンロサービス
カラーモニターフォンOr温水便座セレクトプラン付き
POP等入居促進グッズの設置
以上励行
約2週間後には、入居が確定しました。
現在、満室です。
満室・まんしつ・マンシツ・・・・・
いい響きですね。
まるで、鈴の音のようです。うふっ
その、F03物件玄関横、駐車スペースで、
なにやら左官作業を行っている人民がいます。
????
車を少し先の路上に停めて見ていると、
どうやら、入居者らしき青年。
(王子サマではナイ)
駐車スペースから道路への10cmの段差。
車の頻繁な出入りで、コンクリートがガタガタになっていた。
けいも、以前から気になっていたところ。
そこに、ゴムをかぶせ、コンクリートで補強している。
もしや、入居者さんの労働力投入(CF101サマのパクリ)?
助手席の財布から、1,000円札を1枚取り出す。
封筒がない。
でも、新札だから許して貰おう。
新札の1,000円札をバックに忍ばせ、
車を降りて、
作業をしている入居者さんに近づく。
ドキッ・ドキッ・ドキッ
けい「(勇気を振り絞り)あの~。大家ですけど。」
青年「はぁ~?(大家政子か?)」
けい「ここのぉ、大家なんですけどぉ。」
青年「あ~(やっと納得)」
けい「修理してもらってるんですネ?」
青年「管理会社に尋ねたら、やっていいって言われたもんで。」
けい「奇麗にしてもらって、ありがとうございます。」
青年「自分の車に傷つかないようにと思って・・・」
けい「材料代とかって、自前ですよね?」
青年「僕の小遣いでやってますから。」
けい「これ、少しですけど、材料代です。」
(1,000円差し出す)
青年「いや、いいですよ!」
けい「でも、気持ちだけです。」
(青年の手に1,000円札を押し当てる)
青年「あっ、ありがとうございます。」(うれしそう)
けい「いいえ、これからもよろしくお願いしますネ。(ホッ)」
(車に戻る)
フーッ:
初体験☆
文字では、うまく表現できないんですが、
緊張しました~
生まれて初めてです。
チップを渡した経験もありません。
CASHFLOW101サマのブログを読んでから、
いつか自分も、
1,000円とかって、支給しなくちゃって
漠然と思ってました。
車に戻ってからは、
「お金を渡して良かったのかなぁ?」
と、急に不安にとりつかれました。
まだ、ドキドキが続いているけいです。
けい 2008.11.5