ばたばたkawasemiのつぶやき

これを読んでる中学生がいたらきっと「どんだけうざい親なんだ」とあきれることでしょう。
あ、まあこれほどダラダラ説教じみた長い文章を最後まで読む中学生はいないか（笑）

中高生というものは本当に扱いにくい年齢。
中途半端に何でもでき（金さえあれば）どこにでもフラフラ行けるし　頭ごなしに叱り付ければ反抗して二度と言うことは聞かなくなるし　ちょっとでも信用しなさそうなそぶりを見せたら「信じてくれなかった」と心は閉ざすし　下手に弱みを見せたらバカにする。

なので、私は遊びまくってるところは子供に絶対に見せず　ひたすら汗水たらしゴハンもそこそこにして「向学心に燃えて一生懸命な人間」を演じる事にしています
ああ　母って役者
　


長男のクラスの友人Bくんがある時「お小遣い幾らもらってる？」と　聞いて来たらしい。

長男・Cくん「・・１０００円」

（注：徒歩１０分の公立に通っていて　週の半分は部活、残りの日はスポーツクラブ、週末は大抵　競技会。SUICAやお菓子代は私がチャージしているので　お小遣い１０００円だって多すぎる位だと思う。そのせいか　長男は５円１０円にこだわる非常にみみっちい男になった）

友人B　「・・・・・で、Dくんは幾らもらってんの？」

友人D　「３０００～５０００円かな」


で、話はトレカへ流れあのレアカードが欲しい」「近所のカードショップにあった」となりました。
その日の午後、学校から帰って　児童館にカードゲームをしに行って　そのままスポーツクラブに行くと言うので送り出したが　何やら面倒な事になってしまったらしい。


児童館で待ち合わせ　しばらく４人でカードゲームをしていたら　Aくん「腹減った・・マック行かね？」という事で　４人でマックへ。・・・この時点ですでに母のやかんは沸騰直前。
そら都内屈指の進学校の優秀な生徒は　放課後マックでケータイやｹﾞｰﾑに勤しんでるかもしれん。（注：事実です）
が、アンタらバカの衆はそんなヒマないだろう！バカならせめてまじめな人生を歩め！



と　言いたかったけど　ぐっと飲み込んで最後まで聞くことにした。

長男は私の雰囲気を察したのか「おれとCくんは何も食べてない。食べたのはBくんだけ」ウソこけ、そんなわけないだろう、（昨日　長男の部屋を掃除していたら　くしゃくしゃになったマックのホットコーヒー無料券を発見。やっぱりと思ったけど期限を見たら１１月１６日だった。という事は　別の日に行ったのか？）と言いたいところをまたぐっと飲み込んで続きを聞いた。

そしてBくん「この近くのｶｰﾄﾞｼｮｯﾌﾟ寄って行こうぜ、Dくん欲しいカードあんでしょ？」「行こう行こう」と　言うことで　マックを出たら　Cくんのが無い
長男とCくんは２人で交番に盗難届けを出しに行く事にして　BくんとDくん２人で先にカードショップに。

交番で手続きを終え、カードショップへ到着すると　BくんとDくんが　見知らぬ男２人と店の裏へ向かっています。なんだなんだ、と　慌てて後を追いかけると店内から　成り行きが気になる何人かの野次馬が出て来ました。
　　
男A　「このレアカード、お店では２１００円で売ってるんだけど　１０００円でどう？で、こっちのカード３枚と合わせていくらいくらで売ってあげるよ？」

Dくん「お金、あまりないから　５０００円以内でおさめたいんですけど・・」

男B　「お金　もってんじゃん。どうして５０００円以内におさめたいのか理由を聞かせてもらいたいなあ」




ここで　Cくんは危険を察知したようで「・・・オレそろそろ帰るわ・・・」長男「オレもｽﾎﾟｰﾂｸﾗﾌﾞあるし・・・」と　そそくさと逃げ帰ったそうです。
金づるにならないビンボーな２人はすんでのところで難を逃れた。ビンボーで良かった。
残された２人が気になるが　野次馬も数人いたので　暴力をふるわれる事はないだろう。


で、その男は何歳くらいなの。風貌は。

長男「高校生。Bくんの知り合いらしい。一人はー、メガネかけててー、もう一人は博士みたいなー。」（ちっとも参考にならない説明）

なんだ、中年男なのかと思ったら高校生か！
制服は？校章は？カバンは？当然　私服なので不明。暗がりだったし　５分～１０分の間にそこまでわかるはずはありません。
待てよ、Bくんの知り合いって　もしかしてBくんが手引きしたか？
自転車がひとつだけ無くなったってのも　もしかしてDくんを先に連れて行くための足止めか？そう考えればすべてつじつまが合う（考えすぎ）　　
ああもう、事前に知っていたら　風紀委員の母が「ちょっと待ったぁ～！！やめんしゃい！」と成敗してくれたのに！長男「お願いだからやめてよぉ」


いくら他人事とはいえ　心配なので　翌日長男に確認させると　Dくんはその日お金を持っていなかったので　２日後に待ち合わせたそうです。

とりあえず　Dくんには　もうその店には絶対に近づかないように、そして持ち歩くお金は少しだけにするよう長男に説得させ「わかった。じゃ２０００円だけにする」と約束し　その翌々翌日。


あれほど言ったのに　Dくんはまたあのｶｰﾄﾞｼｮｯﾌﾟに行ってしまい８０００円も買わされてしまいました。

こんな事　学校に相談してもDくんが怒られ　ますます隠し事をするようになるだけ。
担任は中堅どころの先生ですが　何かあると頭から生徒を悪者と決めつけ　即校長に通報、「周りからつめていく」が口ぐせの　犯人を追い詰める刑事口調なので　まったく役に立たないあてにならない。あまりにも信用してくれないので　保護者が怒って来校した事もあります。

ああ「がばいばあちゃん」に登場するような　身銭を切って生徒間の盗難を静かにおさめてくれるような頼りがいのある男の先生がいたらなあ・・・生徒が「先生、どうしよう」「わかった、親や校長には内緒にしとくから一緒について行く」って相談係がいたらなあ・・


長男「無理無理、先生　お金ないでしょう。それに　先月は　奥さんの手伝いで毎朝　遅れて来てたよ。」

　　
　
　
あ・・そういえば　こないだ忘れ物を取りに学校に戻ったら　５時半PMには帰宅したって云ってたわ。次男「ハ？残業は　ねーのかよ！」すいません、１AM前に帰宅した事のない親を見てるのでこんなセリフも出ます・・・しかし　この不況で職を失ってる人々がいると言うのに・・家人が勤めてる会社で「奥さんの手伝いで遅れます」なんて人がいたら即居場所なくなるわ



やはりお金を持ち歩かないのが一番。あと、そういう場所をウロウロしていたら　先生に疑われる事も多くなるよね？「李下に冠を正さず。瓜田に履を納れず。」と云うように　人に疑われるような事はしないように。ああ昔の人は偉大だ～。
　　　




本当に　危険な事がいっぱいの世の中ですが　たとえそういう場に遭遇しても　うまくやっていく知恵を身につけて欲しいものです。