カテゴリ:エヴァ
カヲル君、天使、マジ天使。 周囲から敵意剥き出し&存在否定されてるシンジ君がどれほど救われたことか。 にょろ~んと生きてた学生時代には分からなかったんだな、私。 もう本当、私もカヲル君みたいに癒してくれる人が欲しいですよ……(ホロリ) あの首輪の扱い、個人的には本当、絶妙だと思うんです。 「ああ、絶対後で爆発するな、これは……」と観客的には思っちゃうんですが、あの拒絶しまくりのシンジ君に信じてもらう為に敢えて自分で首輪を付けたっていう。外すだけじゃダメなんです。シンジ君の目の前で付けるから意味がある。 一方、「ガキシンジ……!」とかなり手厳しいアスカも何だかんだでシンジ君を見捨てず引きずっていく辺りには救いが感じられてちょっと安心……ラストは「EOE」よろしく滅茶苦茶な世界になってますが、アスカとシンジとレイのトリオが揃ってる場面が妙に嬉しかった。 基本的に重い展開、ギスギスした状況なので、アスカとマリがいつもの調子だったのも癒されました(笑) しかし、この「Q」ですが、「破」を見た時のワクワクを期待していた人は肩透かしを食らうかもしれませんね。 私も学生時代TV版を途中まで見ていてワクワクしながら「シト新生」を観に行った時は、ぽかーんとしましたし。 ……と言っても「Q」は「シト新生」や「EOE」より遥かに見やすい作品なんでしょうねぇ。あの二作が異色すぎるだけかもしれませんが……。 不満点を挙げると……とにかく分かりにくかったことですかね。 元々、エヴァは謎の多い作品ですし、今回は敢えて説明を省くことでシンジ君(と観客)に「破」から世界がどう変わってしまったのかを少しずつ公開していく様にはなっていますが、 ・冒頭の大気圏戦闘シーン ・新組織ヴィレの内情 ・ヴィレの謎戦艦 辺りはもうちょっと説明が欲しかったです……ゼーレとか使徒、NERVの説明が少ないのは「お約束」みたいなもので、気にならなかったんですけどねぇ。 さて、数年ぶりに公開された「Q」、実にエヴァらしい映画だったって感じです。 残念ながら「破」ほどワクワクする熱い話ではありませんでしたが、「世界はどうなったの?次は何が起こるの?」と先がとても愉しみになりました。 とりあえず、ブルーレイが発売されたら、自宅でお酒でも飲みながらカヲル君の台詞に癒されようと思います(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月04日 23時37分34秒
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