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カテゴリ:おすすめ小説
一言レビュー第6弾。
前回からまだ10日ほどしかたっていないのですが、 すでに10冊ほどたまってしまったので急遽公開です。 今回は、けっこう粒ぞろいだったので、いつにも増しておすすめできます。 そして、私のHPに、 今までご紹介した本をまとめたコンテンツ「旅友小説」を新規に作成しました。 コンセプトは、「旅の鞄に一冊」ということで、本のあらすじと感想を書いてあります。 どんな本を持っていくか悩んでいる方、参考にしてみてください。 →旅友小説 ■マークスの山(上) 内容は面白いが、一文が長く表現が遠まわしだったりするのでなかなか先へ進めない。自分には読むのに若干忍耐が必要だった。後半に期待 ■マークスの山(下) 下巻になって一気に展開が速くなった。手に汗握りながら夢中で読んでしまった。特にラストの追跡の描写は、本当にその映像がリアルに頭に浮かぶほどすごい。最後は泣いてしまった。色々気になることがそのままで終わってしまったので、できれば後日談がほしかったところ ■隠蔽捜査 複雑怪奇な組織の中で、正しいことを当たり前のようにこなしていく竜崎にただただ感銘。窮地を乗り越えていく心理描写は勉強になった。後味スッキリ間違いなし ■果断―隠蔽捜査(2) まっすぐな信念を持ち仕事はきっちりこなすけど、ちょっと天然ものぞかせる竜崎にますます好感が持てた。見事にひっくり返されたストーリーにラストの爽快感はさすが。素晴らしかった ■陰の季節 「第三の時効」を読んで面白かったので本書も読んでみた。全体的に重く地味な印象で、ラストの爽快感もあまりなし。期待しすぎたかも ■動機 やはり「第三の時効」が一番面白かったが、これもどういうオチがまってるのか先が気になる作品だった。中でも「動機」の話が一番好き ■深追い あ~こうくるか、というラストで面白かった。登場人物の心理描写がとても巧みで、なんだか心が暖かくなった ■裂けて海峡 長尾と理恵の自分勝手でまわりの人が巻き込まれて死んでいき、それにも懲りずまた同じことを繰り返し…。この二人の言動にイライラしながら読んだ。あげくにあのラスト。二人のためにまきぞいをくった花岡さんが可愛そうすぎる ■カディスの赤い星(上)新装版 前半はちょっと退屈だったけど、後半は展開が速く、あっという間に読み終わってしまった。下巻はいよいよスペインが舞台 ■カディスの赤い星(下)新装版 とても面白かった!スピード感や臨場感、そしてなんといってもスペインの空気が伝わってきて、まるで実際に行ったような感じになれた。これがデビュー前の処女作だとは思えない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月11日 20時30分16秒
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