カテゴリ:読了本
最愛の息子・時生の死を目前にして、宮本拓実は妻麗子にこれまで秘していた過去を語り始める。
二十数年前、親を恨み世を拗ねて、大口ばかり叩き、仕事もままならない二十三歳の拓実の前に突然現れた青年は、トキオと名乗った。 拓実の元を去った恋人の千鶴が、やくざに追われていることを知った二人は、その後を追い、大阪に向う。 とことん愚かで暴走しがちな拓実の手綱を締めながら、トキオは千鶴の行方探しと、余命いくばくも無い拓実の実母と拓実の関係修復に奔走する。 そして、大坂での冒険を経て、未来の子供の力を借りて未熟な青年は、一人前の男に成長していく。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 拓実お父さんの若い頃、読んでてホトホト嫌になるけど・・・ この世で生を享ける事の素晴らしさや、命が繋がっていく奇跡。 漫画的な感じで、サ~~~っと読めるけど、最後は心がポッと温まるようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/06/02 07:01:50 PM
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