カテゴリ:読了本
〔あらすじは、このミス・・より引用〕
中央政府が倒され内乱状態になった中国、極東シベリア共和国が誕生したロシアなど、アジア各地で大変動が続き、大量の難民が日本に上陸した。 しかし金融システムの崩壊や財政破綻で経済恐慌に襲われていた日本も、瀕死の状態だった。 やがて治安の悪化が極限に達し、ついに軍部がクーデターを起こす。 国軍は政府軍と反乱軍に分裂し、アメリカ軍の介入も加わった戦闘は激しさを増し、日本全土は内乱状態に陥った。 戦闘で父親を亡くし、さらに母親も行方不明になった七歳の佐々木海人は、反乱軍に拉致され、孤児部隊に入れられてしまう。 生き別れになった幼い妹と弟と再会を果たすため、海人は必死になって戦闘技術を学び、兵士として頭角を現していく。 戦争の被害者である少年たち弱者も、生き延びる為には加害者に変転せざるえない現実を冷徹に見据えながら、理想社会の実現を遥かに臨む主人公の成長を描く。 *************************** 近未来の破滅へ向う世界を描いた、暗く重いテーマの作品だけれど、子供の会話ということで、ひらがな使いや平易な文章と、それぞれのキャラがよく描かれていて引き込まれる作品でした。 難を言えば、終わり方が続編でも出そうな中途半端な終わり方というか、あえてそうしているのか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/26 09:45:39 PM
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