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風と散策

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2022.05.17
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テーマ:ニュース(99570)
カテゴリ:カテゴリ未分類
北欧2か国のNATO加盟申請に対してプーチンは当然の如く
 ”許さない” 趣旨のコメントを発したが、
まぁーNATO拡大とロシアの侵略行動は、どちらが卵で鶏か、と云う事だわさ。
これは明らかにあんたロシアの侵略行動が先、って話でさ。

2月24日侵攻が始まる半月(?)ばかり前から、いきなり報道は
ロシアとウクライナ方面に焦点を当て始め、こちとら素人は 「何のこっちゃー
訳分かめ」 状態であり、当のロシア自身が 「我が国も出来るなら戦闘を
避けたいのは山々なのだ」 と宣った事などから、
戦闘は起きる筈ない、と高を括っていたものだ。

ロシアのコメントで私は 「そうだよな、戦闘なんて誰もしたくないもの」
と一応ノー天気に聞いたものだったが、
プーチンは ”誰もしたくない” なんてコメントとは真逆の ”する気満々”
だった事が後で分かる破目となる。

2月24日侵攻の前から米と英等は、ロシアの動きを探知していたと云う事だ。
これらのNATOの行動は、2014年クリミア問題以降からずっとであり、
いや、それより前のグルジョア、チェチェン紛争以降からずっとであり、

↑ これに対してNATOのどれか一国が、先にロシア領土に侵攻した事が
第二次世界大戦終結以降にあったか? って話だわ。

プーチンの言い分は 「NATOの拡大はこちらに取って脅威なんだ、分かるだろ」
なのだが、拡大に至った経緯を考えれば、プーチンの ”再びのソ連邦指向” が
先に有ったからだ、としか言えないだろうよ。

大体、プーチンの領土拡大征服意欲は、彼個人の究極の我儘であり、
(いや、これに関してはロシア国民の血、なのかな?とか一瞬迷うが)
甲状腺癌から血液の癌迄あらゆる疾病が取り沙汰されたプーチンの、
死ぬ迄に宿願(究極の我儘)を果たさんが為と云う、今回の侵攻であったのだろう。

明治37年から始まった日露戦争の日本の勝利(辛勝)は、
当時の帝政ロシアの侵略行為に悩まされていた諸国から、
やんやの喝采を浴びたそうだ。
日本自身も対馬占領から本土に侵攻される心配から、容易に支配下に落ちるだろう朝鮮を
併合する道を選んだ(李氏朝鮮の4度の請願を受けて)。

↑ これが最大の失敗だった事は、日韓戦後の歴史が物語っている。
帝政ロシアが釜山に迄南下してきたとしても、その状態でロシアと
戦争するべきだった、と。
(そうなった時の朝鮮人は明らかにシベリア送りか亡国の民になっていただろう、って話で)

この頃の帝政ロシアは侵略の権化の様に歴史に描かれているが、
日本に負けた帝政ロシアの混乱に乗じてレーニンが革命を成功させる。
それからスターリンの時代になって、ソ連邦へと領土を拡大させたのだろうか。
浅学にしてこの頃の状況は分からぬが、やはり侵攻、侵略を繰り返して
東欧諸国を支配下に収めていったのだろう。

では何故ロシアの支配者は、過去から弛まなく領土を拡大させたかったのだろう?
ロシア人の血?(支配者のみならず)
ひょっとして国土が広大とは云え、その過半はシベリアの凍土地帯と云う
地理的条件から、比較的温暖な地を求める指向があったとか?

↑ 等と、最大限ロシアに優しく推量してみたりして。

が、取り敢えずは我々は今、ロシアによる無法な侵略渦中の歴史の証人なのであり、
日露戦争時の様な世界情勢を再び体感しているのだと思うと、
つくづくに歴史の妙に感じ入ってしまうのだ。





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最終更新日  2022.06.03 16:33:26
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