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カテゴリ:訃報
学生時代、本屋で見つけたのが、
『神と人間の間 ガンをねじふせた男 中山恒明』 という本でした。 その時は、かなり感銘を受けたはずなのに、 中身は忘れてしまいました(汗) それもすべて、勉強していた道と違う道を歩んだからでしょう。 ガンという言葉も、知人が患ってしまった時にだけ、 思い出す言葉となりました。 できれば見たくない言葉です・・・。 つい最近、新聞で訃報を読み、 あぁ亡くなったんだなと感慨に耽り、 今日の夕刊の追悼抄で詳しく読みました。 あの「白い巨塔」の主人公、 財前五郎のモデルともいわれたそうです。 享年94歳で天寿をまっとうされました。 御本人はガンとは関係のない老衰で死去されました。 御冥福をお祈りするとともに、 また自分の想い出が一つ消えていきます。 確か、当時の日記に、 「物言わぬ動物の痛みを知るためには 神の域に達しないといけない」 などといっちょ前の事を書いて、 その入り口にも辿り着けなかった挫折を味わいました。 でも生半可な気持ちでなれるものでもなく、 今では良かったなと思っています。 神と人間の間。 この気持ちをどれほどの医師たちが、 持っていてくれているのでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.08 23:10:50
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