『The Catcher in the Rye』 読了しました
およそ一ヶ月前にサリンジャーが亡くなり それから一念発起して1ヶ月かけて 村上春樹版『The Catcher in the Rye』 ようやく読み終わりました もちろんあの『ライ麦畑でつかまえて』です 毎晩 寝る前のひとときに 一章ずつ読んでいったのですが 以前書いたように やっぱり文体がどうしてもなじめず しかも読み進んでいくうちに 泣き言ばかりだし 人のあら探しばかりだし しょうもない事ばかりやってしまうし 最後のほうでは 主人公に対して憤りさえ湧いてきて・・・ それでも我慢して 最後まで読んだんですよ でも53歳のオッサンが初めて読んだからなのか ハートにはきませんでしたねぇ そりゃそうだ 1951年作だもん 生まれる前の話でした(苦笑) 若い頃に読めば 違う感想だったと思うんだけどなぁ・・・ 結局 題名の『ライ麦畑でつかまえて』は 主人公がなりたいと思っているものらしいのです <自分は 広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが 気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに 捕まえてあげるような そんな人間になりたい...> なんだって・・・ でも そんな大人になりたい主人公自身が ライ麦畑から落っこちそうやもん・・・(苦笑) どうしようもないですよ もう一冊の『サリンジャー戦記』を今読んでますが なかなかの眠りに誘ってくれる本です(笑) いつになったら読み終わるやら・・・